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6.25点(レビュー数:312人)

作者尾田栄一郎

巻数103巻 (連載中)

連載誌週刊少年ジャンプ:1997年~ / 集英社

更新時刻 2012-08-24 18:23:41

あらすじ 伝説の海賊王ゴールド・ロジャー(ゴール・D・ロジャー)が遺した、富と名声と力の「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」をめぐり、幾人もの海賊が覇権を賭けて争う大海賊時代。そんな時代に生まれ、海賊に憧れる少年モンキー・D・ルフィは、「ゴムゴムの実」と呼ばれる不思議な実(「悪魔の実」の一種)を食べてゴム人間となり、カナヅチ体質になりながらも海賊王となる為に仲間と共に冒険する。

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ONE PIECEのレビュー

点数別:
26件~ 30件を表示/全294 件

6点 creさん

下の世代でのドラゴンボール的な存在なんだろうなと。

面白いは面白いんだけど、どうしても個人的に気に入らないところが数点ある。一つはエピソードごとの異常な長さ。ちょっと時間がある時に読み返そうかなという気にまったくなれない。

もう一つ決定的なのは、無理やり感動させようという場面。俺は漫画、小説、映画とメディアに関係なく、泣いてしまうものはどうしても泣いてしまうのだが、この漫画だと全然泣けない。あまりにあざと過ぎて込み上げてくるものがない。ハイ、ここで泣いてくださいねー、ってのは逆にものすごく冷める。

ドラゴンボールは泣く場面がないからどうでもいいんだけど、泣く場面をあんだけ押すんだったら、泣かせないとだめだよね。

ナイスレビュー: 3

[投稿:2008-11-02 07:04:36] [修正:2008-11-02 07:04:36] [このレビューのURL]

4点 レトさん

長期連載してここまでの人気を誇る本作のカリスマ性は凄い。
壮大な伏線の張り方やドラマの作り方は確かに優れたものがある。
だが、やはり自分はこの漫画はどうしても好きになれない。客観的に見てその理由を挙げるとすれば以下の2つ。
一つはバトル漫画としては破綻しているところ。能力バトル漫画を装いながら結果的にはパワーバトル漫画になってしまっている上に個々のキャラの成長をまるで描けていない。また、「キャラが死なない」という設定もひたすら痛々しい勝負を演出したりしている時点でマイナスにしか作用していない。本作はテンションを保つのは上手いが、緊迫感を演出するのはド下手。
2つ目は作画の構成がいい加減であること。細密描写により画力が高いと評価されがちであるが、強調すべき箇所と背景の線が全く区別されていないためキャラを一々探す必要が出ることもしばしば。特にアクションシーンにおいてはアクションの迫力が背景に殺されてしまっている。映画で例えれば合戦シーンをアップでしか撮らない監督と同じ。新人作家は画力の向上を期待される存在でもあるが、本作はデビュー当初からなまじ完成されてしまっていたためか未だに成長の後は見られない。
最近は裏看板の「HUNTER×HUNTER」の片手間に読んでいる感じです。最終エピソードをバトルではなくドラマで締められれば評価は変わるかもしれません。

ナイスレビュー: 3

[投稿:2008-04-26 18:51:46] [修正:2008-04-26 18:51:46] [このレビューのURL]

10点 Suzzさん

あくまで冒険漫画として見ればその出来の良さは疑う余地も無い。

確かに多少作者の美学が鼻につく事もある。
冒険する島の背景描写に2巻分くらい使っちゃって話が盛り上がりづらい部分もある。
なんか新技披露会みたいになっちゃってる戦闘もある。
パワーインフレも留まることを知らない。
正直マイナスポイントを挙げればきりが無い。

だが、それを補って余りある魅力がこの漫画にはある。
とんでもなく熱い台詞回し。
無計画なようであくまで計画的なシナリオ構成。
下手をすれば主役すら喰いかねないほどの魅力的なサブキャラ達。
そして何より。
全てを支える圧倒的なまでの構図、コマ割りの上手さ、その地力。
2〜3巻に1回は必ず訪れる全てが噛み合った瞬間の爆発力は言葉では到底言い表せないだろう。

ここからは割とどうでもいいが、キャラクターデザインのセンスも凄いとは思う。
あんなにあからさまにカッコ悪いパーツが1つ以上入ったキャラ達が
カッコよく見える、カッコよく見せる漫画は他に無い。

ナイスレビュー: 3

[投稿:2008-02-22 04:10:49] [修正:2008-02-22 04:10:49] [このレビューのURL]

10点 dieさん

この漫画は絵本なのだ。
子供達に読み聞かせるファンタジーなのである。

当初は、あれだけ死に掛けておいて、肉食っただけで復活ってのはどういうことだ?
と思ったりもしたが、そんなのはどうでも良かった。

こんなにも完璧に悪を描き、それに立ち向かうことのかっこよさを描けた作品があるだろうか。
一生懸命に生きる人たちを、ゴミくずのようにあざけ笑う悪人達。
本気の怒り、本気の涙。
汚いと形容したくなるほどのぐしゃぐしゃの表情は、
読者をぐいぐい引き込んでいく。

真のかっこよさとは何か。

ぜひとも小さい頃から何度でも読んで欲しい漫画である。

なお、読むときは単行本で読むことをオススメする。
週刊誌のほうだと、間が開いて楽しみにくい。

ナイスレビュー: 3

[投稿:2005-06-06 00:15:24] [修正:2005-06-06 00:15:24] [このレビューのURL]

5点 うおたろうさん

絵が細かすぎて、読めなーーーい!!!これをみんな面白い面白いと読んでいるのって、なんだか最近羨ましい気持ちになります。俺も小さい時は楽しめていたのに…ルフィより年をとって、ほかに面白い漫画を読み漁ってしまったからなのか、コマ割りがどうだとか、構図がどうだとか、プロの絵描きでもなんでもないクセに…。
でももう正直、はやくルフィは海賊王になってほしい。ハリーポッターがホグワーツで過ごした全学年次の1学期2学期をこまかーーく見せられたらキツイっしょ?

ナイスレビュー: 2

[投稿:2019-05-23 23:36:58] [修正:2019-05-23 23:36:58] [このレビューのURL]

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