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6.5点(レビュー数:8人)

作者大和和紀

巻数13巻 (完結)

連載誌mimi:1979年~ / 講談社

更新時刻 2009-11-25 06:29:52

あらすじ ──いつの御時のことでしたでしょう。帝(みかど)の寵愛(ちょうあい)を一身に受けた美しい人がおりました──。その人は愛だけに生き、その生命は絶ったのも、また愛であったと……。千年の時を超えて鮮やかによみがえる。古典の最高峰「源氏物語」を、大和和紀の華麗なタッチで贈ります。

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あさきゆめみしのレビュー

点数別:
6件~ 8件を表示/全8 件

8点 Timさん

源氏物語の雰囲気を上手く漫画家できている。

読み込んでいると、だんだん女性たちの顔の区別がついてくる…と思う。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-05-04 08:10:46] [修正:2008-05-04 08:10:46] [このレビューのURL]

9点 佐々木裕健さん

単純にヴィジュアル面で、源氏の愛人たちの描きわけがきっちりできていないのはマイナス。ただでさえややこしく、それでいて重大な物語の核である人間関係が余計に分かりづらくなってしまい、「解読」に手間取ってしまう。

その点さえ除けば、複雑で難解な源氏物語の世界を、質を落とさず明確に漫画に翻訳できている。この作品を読むのと読まないのとでは、原作の難解さに対する抵抗が全く違うほどである。

現代とは全くかけ離れた平安時代特有の常識とか規則とか貴族社会とかが自然と伝わるように描かれており、その中で幸福も不幸もかみしめて生きていく人間模様を素直に楽しむことができる。


ちなみに、光源氏は現代で言えば木村拓哉のようなものであり、かっこいいことは認めざるをえないが、人間的に好きか嫌いかでいえば、判断が分かれるところである。(例えば谷崎潤一郎は嫌いだったらしい。)

この作者は光源氏の人間性に対してとても肯定的な見方をしており(要するにキムタクを「いけ好かないかっこつけ野郎」とは微塵にも感じていないファンのようなもの)、それゆえに、光源氏が不幸に陥っても「あんなにたくさんの女に手を出したんだから自業自得だ」というような突き放した表現があまりされておらず、終始同情的なまなざしを送り続けており、そこが受け入れられない人にはきついかもしれない。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-06-12 16:41:17] [修正:2007-06-12 16:41:17] [このレビューのURL]

5点 ムキッキーさん

紫式部原作「源氏物語」の漫画化。完成度は非常に高いと思います。
作者がベテランの方なだけあって、まとめた点は凄い。
豪華版が出ているだけはある。カラーも美麗です。

源氏の台詞「やさしいうそつきさん」って。ぶっほっ
書いていてヘソの辺りがかゆくなって来ます。

しかし、源氏が新しい女性に手を出す度に増えていくキャラ達。
登場人物の顔が似たり寄ったりで区別が難しいです。
(でも花散里と鼻の赤い君と近江の君はおぼえやすかった)

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-07-19 00:21:02] [修正:2005-07-19 00:21:02] [このレビューのURL]


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