花男のレビュー
8点 れのーんさん
親子愛はもちろん。
しかし、友情とも感じられるこの深い絆。
勉強がすべてだった息子、茂雄が花男と暮らし、次第に花男や町の住人に心を開いていき、成長していく様子は、ありきたりながらやはり松本大洋先生にしか描けない独特で暖かいものがあった。
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[投稿:2008-12-28 00:58:35] [修正:2008-12-28 00:58:35] [このレビューのURL]
7点 デスぺラードさん
「ピンポン」が五感を刺激する漫画なら、こちらは心を刺激する漫画。
暖かい漫画です。おすすめ。
泣けるよ。
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[投稿:2008-04-20 21:03:44] [修正:2008-09-17 20:02:57] [このレビューのURL]
8点 チャドさん
個人的には「ピンポン」よりこっちが好き。
花男のふざけすぎなキャラクターとクールだった茂雄の変化していくバランスが泣ける。
松本太洋独特の詩的な世界観が、はかなさとか切なさをかき立てて、コメディータッチなのに胸に来る。
長い話が苦手な人もこれなら読める。そして長々読む以上の感動が味わえるハズ。
理由もなく虚無感を感じてしまうような時、暖かい気持ちになれる作品。オススメ。
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[投稿:2008-02-04 23:25:43] [修正:2008-02-04 23:25:43] [このレビューのURL]
7点 たにやんさん
「親子愛」。
こんな父親、かっこいい!!
それを黙って見守る母親も素敵だ・・・。
最後の展開は、息子同様、しびれました。
最初から最後まで飽きさせず、
3冊と読みやすくなってて一読の価値はあり。
ただ、、、
この作品は、松本大洋じゃなくても描ける作品な気がする。
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[投稿:2008-01-28 23:31:40] [修正:2008-01-28 23:31:40] [このレビューのURL]
8点 ももこSOSさん
父と子のメルヘンですね、これは。
夢しか見てないような父親が実は夢をかなえることのできる
力の持ち主であり、現実に生きているかに見えた息子が頭
でっかちになっていてリアルさに欠けていたといった逆転が
物語の終盤で起こり、不安定な感じが作中に生じるが、
馬鹿にしていた父を認めることで息子はたくましく成長し、
父も息子の存在により実力を発揮していく結末に収斂して
いく展開は何度読み返しても素晴らしい。
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[投稿:2007-10-31 23:59:05] [修正:2007-10-31 23:59:05] [このレビューのURL]
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