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4.83点(レビュー数:30人)

作者ガモウひろし

巻数16巻 (完結)

連載誌週刊少年ジャンプ:1993年~ / 集英社

更新時刻 2010-11-10 23:30:29

あらすじ 宇宙一ついてない「追手内洋一」はとある出来事かららっきょを食べてラッキーマンに変身できるようになった!

備考 1994年アニメ化。主題歌は八代亜紀。

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とっても!ラッキーマンのレビュー

点数別:
6件~ 10件を表示/全30 件

5点 あおはなさん

内容?うーん・・・ラッキーマンが「特吉」になったときあとは終わっていくかなとおもったですね。あの兄弟三人が出てからは何気に普通に読めるようになったのが救いでしたが。よくもわるくもこの点数な作品でした。でもなんでかもう許してあげようよみたいなかんじで読んでしまうんでうよね。ガモウ先生は。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-11-04 15:55:38] [修正:2010-11-04 15:55:38] [このレビューのURL]

4点 スケフサさん

恐ろしいほどついてない主人公が、ついてついてつきまくるラッキーマンに変身するっていうヒーロー物ってストーリーは悪くはないと思う。
だが当時子供だったから読めたって点は否めない。懐かしかったから読めるって感じですね。

良かったのは、ラッキーマンなどヒーローの背中にツッコミやボヤキが書いてある所。

漫画界最強はラッキーマンであるというのは自分も一理あると思う。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-10-28 19:35:45] [修正:2010-10-28 19:35:45] [このレビューのURL]

8点 ROADRUSHさん

それまであったジャンプ漫画のパターンを世襲しながら、見事なまでのアイデアでその問題点を克服した名作です、これは。
絵はド下手だけど。

「リングにかけろ」から「キン肉マン」「幽々白書」「ドラゴンボール」など、それまでのジャンプ漫画の難点は、敵がどんどんインフレ化していく点にあった。
主人公はそれを努力や修行でより強力な必殺技を手にしたり、より強くなり討ち果たす。
敵を倒すのは、同じ土俵でより強くなることのみ。

だが、この作品では主人公が実力ではなく、ラッキーのみで勝つというのがミソ。
ハチャメチャなんだけど論理的整合性がある、ラッキーという(実は考え抜かれた)ギミックが最高に効いているんですよ。
主人公が次々にかっこいい技を開発したり、果てはスーパー・ナントカになるというのに飽き飽きしていたジャンプ読者にとっては、実に見事な新しい試み。

このガモウひろしという人は、それまでのパターン漫画の問題点を知り尽くしながら、どうやってそれを打ち破るかを考え尽くしてこの作品を生み出している。
間違いなく非常に頭がいい人だと推察されるし、ユーモアのセンスもよい。
もうひとつ、パターン漫画の打ち破りに成功した例としては「ジョジョの奇妙な冒険」で、こちらは「スタンド」能力の多様性と特異性のギミックで、最強ではないものが最強のものに勝つというものだが、こちらはトランプやチェスのような勝負のゲーム性が強い。

ラッキーマンはどちらかというと「カラクリ玩具」に近いギミックで、「風が吹いたら桶屋が儲かる」的な流れを楽しむものだ。
勝ち負けよりその動きの面白さこそが真髄であり、そのため大変に話が明朗快活だ。
ただ、この素晴らしい解決法は、ラッキーマンというキャラクターしか成し得ない。

絵がうまいわけでもないので、ガモウひろしにその後のヒット作がないのがやむなしだし、可哀想ではある。
だが、「とっても!ラッキーマン」は間違いなく名作だ。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-10-02 16:55:53] [修正:2010-10-02 16:55:53] [このレビューのURL]

2点 即身仏さん

いくら小学生向けの漫画だからって、これは酷いな。とチラ見してて思ってた。何でもラッキーで勝利すると言う発想自体、考えがすれているというか甞めている。話自体もどこか捻くれている風な印象がありましたし、読んでいて作者のキャラクターや作品に対する愛情も希薄に感じました。

こんなのが子供向けなら、(古い話ですが)小学生向け雑誌に複数連載していたドラえもんやあさりちゃんに対する冒涜とも受け取れます。そう言えちゃう位、(全くではありませんが)ほとんどスカスカの漫画でした。

追記・スーパースターマンの扱いの酷さはどうかと思った。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-09-25 02:01:13] [修正:2010-12-11 22:35:38] [このレビューのURL]

6点 igami3さん

ガモウさんの少年漫画を揶揄した作風が独特で面白い
少年漫画では主人公が“気合”や“根性”などで逆転するという
場面が多く、そういう作品を読んだとき
説明のつかないご都合主義に萎えることがある

ラッキーマンの“ラッキー”とは
そのご都合主義をネタへと昇華したものである
なので
ギャグ漫画のノリで展開する最序盤よりは
緊迫したバトルが多くなるさっちゃん編辺りで
よりラッキーのシュールさが増し独特の味わいを持つ

とは言え、戦いの結末全てをラッキーで済まされたのでは
全16巻を読み切ることはできないと思うだろう
そこで読み進める意欲を助けるのがサブキャラたちの魅力である

序盤のクラスメイトは勿論、数多くの敵キャラ、味方キャラ
ほぼ出番が無い、修正マンやスペードマンたちもインパクトは抜群である
これらのサブキャラが量産された中盤が最も面白いと思う

ただし、終盤は中盤の内容を繰り返しているだけのようにも見え
中盤に登場したサブキャラたちの活躍を楽しむだけの
内容になってしまっているのが残念

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-01-30 10:08:13] [修正:2010-02-20 15:40:58] [このレビューのURL]

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