魔人探偵脳噛ネウロのレビュー
9点 はまおーさん
自分が初めてお小遣いで買ったマンガ。
初めて読んだ時は「なんだこれ!」と思いました。
一応、ジャンルは推理マンガだと思いますが、探偵が魔人という、変わったストーリーです。
ジャンプで推理マンガというのでも珍しいですが、マガジンなんかでは読むことのできない異質な推理マンガです。決して「本格推理マンガ」ではない。
他の推理マンガと特に違うのは、推理をした後に、犯人が豹変するところ。
普通なら、殺害の理由を涙ながらに語るとか、そんなかんじですが、このマンガだと「ひゃひゃひゃひゃひゃ!」とか大笑いして開き直っちゃいます。
顔変わりすぎ!と思うぐらいに。こっちが笑っちゃいます。
ついでに、主人公がドSなのも笑える。
ヒロイン(?)をしょっちゅういじめます。死ぬスレスレぐらい。
ギャグマンガという見方もアリですかね。
でも、最後らへんがバトルマンガっぽくなってたのが残念。
ジャンプでよくあるパターンですかね。
しかし、最後はしっかりまとめ上げていたので、とてもよかった。
この作品は、もう少し前に出してもいい思います。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-11-12 18:10:22] [修正:2011-01-08 15:45:33] [このレビューのURL]
10点 そうすけさん
まあ自分の読んだ漫画の中でトップクラスに大きな印象を与えた作品ということで。駄文失礼。
週刊少年ジャンプというおそらく漫画界でもっとも流れが速い場所で、「人間の可能性」という(少年漫画では)誰も挑戦しなかったテーマを人間と魔人の対比という形で見事に描ききった。
テーマの大きさもさることながら、それを表現するためのエピソードも秀逸であった。特に電人HAL編はヤコの成長と共に、敵であるHALもしっかりと「芯」がある犯罪者だったためにかつてないほどの完成度を見せている。特に春川の過去は涙なしには見られないものであった。
自分が何より驚かされたのが、作者は最初から「終わらせる」前提で物語を描いていたことである。最終巻のあとがきによると、それぞれ1巻のアヤ・エイジア、5巻の「最後の自分」像、10巻の電人HAL、20巻の「6」というように要所にテーマ性を持った事件を配置することで、いつ連載が終了してもきちんと「完結」できるようにしていたとのことである。長期連載or短期打ち切りが氾濫する少年ジャンプにおいてこの作品が円満に終了したのは当然のことだったといえよう。
独特にもほどがある絵柄(特に犯人)と構図、やたらブラックなギャグの数々、主人公(ヒロイン?)であるはずのヤコの扱いのひどさ、ストーリーの進行のためなら人気キャラ笹塚をも切り捨てた点などは読み手によってはマイナスの印象でとられることもあるだろうが、それを上回る魅力が本作にはあると自分は信じて疑わない。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2010-07-27 10:59:10] [修正:2010-07-27 10:59:10] [このレビューのURL]
7点 稲崎さん
もったいねえ!
犯人が本性現れた時のキチガイっぷりとか奇抜な構図とかは申し分無いんですが、あの絵だと日常パートや戦闘シーンで緊張感やワクワク感が足りないんですよね。
小奇麗な絵だったらもっと上に行けてたろうに残念です。
いや、俺の独断ですからもしかしたらあの絵で良かったのかもしれないですけどね
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-07-08 04:21:57] [修正:2010-07-08 04:21:57] [このレビューのURL]
8点 福岡太郎ノ助さん
ジャンプにしては、面白さがもうちょい出そうなのに終わってしまった、個人的にはもう少し味わいたかったマンガです^^絵がやや雑っぽいですが作品にうまくマッチしていると思いますし、ストーリーもどちらかといえばアフタヌーンに連載してても違和感のない、いい意味でブラックです。一度読まれてみては?
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-05-10 15:12:59] [修正:2010-05-10 15:12:59] [このレビューのURL]
6点 はるきさん
中盤以降、バトルに比重が置かれて「ネウロの面白さってこーいう部分じゃなかったのになー」と思っていましたが、ラストまで読むとストーリー上必要なバトル展開だったというのがわかりました。
ジャンプでだいたい同時期に長期連載した作品と比べても非常に上手くまとまっています。
一見とっつきにくそうな絵のタッチも作品とかなりマッチしていて、犯人のキャラクターや合間にはさまれた笑いの部分に独自のセンスがあって楽しめました。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-05-07 00:31:51] [修正:2010-05-07 00:31:51] [このレビューのURL]
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