鉄のラインバレルのレビュー
0点 パンダマンさん
作者が「正義の味方」の欠点に気づいていないのがわかった時点で作品に入れなかった。この日本ではよくつかわれる「正義の味方」の意味を作者は少しでも考えたことがあるのかなぁ
「義」とは「人が進むべき道」を指す言葉で、それの正しい方向を「正義」というのです。だから、人の数だけ信じる道があり、似ているようだけどみんな違うわけです。
だけど、この主人公は正義、正義うるさいけど、この主人公の「正義」が全然見えてこないから気持ち悪い。それがはっきりしていないのに主人公を信じる人達も気持ち悪い。
しかも自分の正義を疑わず突っ走りまくる馬鹿な性格に、巨大ロボットという強すぎる暴力の力までゲットしちゃったこの恐怖。これでどうやってこの作品に入っていけばいいんだぁ
まぁ、こうなっちゃってるのも少しわけがあって、「ロボットモノ」には、昔の作品のオマージュ的な意味でわざと同じような話や設定にしたりします。他のロボットものの作品でも設定が似てたりするのはそのせいで、もちろんこれもそう。それもかなりのもの。だから、「正義の味方」という単語が出てきてもわかるんですが、それにしてももうちょっと考えて欲しかった。
絵はうまいし、ロボットのデザインもかっこいい。コマ割りも派手でいい。けど、いかんせんロボットは形がゴチャゴチャしてるから、色分けでもしないと敵か味方かもわからない。色変わるロボットまで出てくるともう混乱の極み。
あともう一個ダメだしすると、無痛覚症の人の苦しみもわからずに適当に出してること。これは無知とは罪と言っていいかもしれない程の問題。
がんばってはいるけど、読んでて色々虚しくなってしまった。アニメ化されたみたいだけど、こりゃ相当人物像にテコいれしないと見れないかも。
ナイスレビュー: 3 票
[投稿:2009-04-28 00:16:43] [修正:2009-04-28 01:13:46] [このレビューのURL]
6点 kenkenさん
言うほど主人公が下劣だとは感じませんでした
「人に危害を加えたくないんだ〜」とか「こんな力ほしくなかった〜」とかウジウジされる方がイライラします
そういうのって大体着地点決まってるし
それが無いだけでも好印象ですね。まあストーリー展開的には見るべきところは正直あんま無いですけど
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2008-11-06 09:23:54] [修正:2008-11-06 09:23:54] [このレビューのURL]
10点 gomesu88さん
皆さんおっしゃっている通りこの漫画の主人公序盤はカスである。
しかしカスであるからこそ見える世界もある、主人公の成長であったり、何より他のキャラクターが単なる主人公の引き立て役にならない事だ。
同じDQN主人公でもエア・○アの主人公と違い不良を美化した感じではないので見れる事には見れるし。
今は改心した模様。
このままイカれた奴でもよかったのだが・・・
それになんといってもロボットデザインがかっこいい、中高生なんかは失禁する事間違いない。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2008-08-14 23:16:55] [修正:2008-08-14 23:22:48] [このレビューのURL]
0点 chizu-kさん
意図せぬ結果として手に入れただけに過ぎない強大な実行力を背景に、個人的な正義を強弁する主人公と、それを盲目的に全肯定する周囲。
「亀田興毅」を髣髴とさせるマンガ。
ナイスレビュー: 4 票
[投稿:2007-08-15 17:28:39] [修正:2007-08-15 17:28:39] [このレビューのURL]
7点 メカノイドさん
ロボットコミックの傑作と呼べる可能性大の作品だ!
絵はありがちっぽいかもしれないが、ストーリーが物凄い展開。
内容はここではいえないが、復讐なのか友情なのか、という
狭間で揺れる青春群像劇。
絵はコ○ミの「ア○ビス」みたいで…。かっこいいけど。
第1話からクライマックスのような展開でドキドキさせる。
これこそ「全編クライマックス」の宣伝コピーに合うか!?
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2005-09-19 13:31:49] [修正:2005-09-19 13:31:49] [このレビューのURL]
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