テラフォーマーズのレビュー
7点 DEIMOSさん
圧倒的画力とはっちゃけた設定によって強烈なインパクトを放つSFバトル漫画。
この漫画がすごい2013男編にて1位を獲得したとのことで、インパクトはさすがの一言。
「火星にて進化したゴキブリと改造人間が闘う」
その一行だけで本作のすべてが説明できてしまうのだが、そのおバカな設定をさもありなんと思わせるだけの「画力」で描いていることが秀逸。そして、ゴキブリにばっさばっさ人類が殺されていくストーリーは、経済力が地に堕ちた日本人にとって、自虐SMプレイとしての快感すら抱かせる。
また、ややもするとこの設定ならば映画・「エイリアン」のようなホラーにもなりえるのだが、そうではなく、真正面の「バトル漫画」調に描いていて、そのあたりは、ヤンジャンらしいなという感想。ゴキブリの造形が完全に「黒人」なわけですが、そんな人種差別的描写をしてしまう「悪ふざけ」も本作に良い意味での勢いを与えているようだ。
陳腐な愛やら友情やらがほどよいスパイスになっていて、無難な構成力が物語の破綻を防いでいるが、トンデモ設定によるデオチ感は否めないので、そう長続きする作品ではないだろう。
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[投稿:2013-02-10 20:57:39] [修正:2013-02-10 20:59:26] [このレビューのURL]
7点 臼井健士さん
「ARIA」で火星が科学の力で開拓され、水の惑星となり、ネオベネチアで女の子がゴンドラ乗りになる前の時代の話らしい。
その火星を開拓する前段階で、人類が火星の地表に放ったのがゴキブリ。
500年後にゴキブリは進化し、火星の厳しい環境にも適合。
2足歩行をして人類に牙を向くのであった!
昆虫人間VS進化したゴキブリという設定は正にSFだが、多勢に無勢で強化人間の多くもその能力を見せる間もなく死んでいく。
この第1巻は「序章」ともいうべき導入部で、1巻のみで完結しています。
可愛い女の子がゴンドラ乗りとして観光客を乗せる日を迎えるためにも、一同頑張れ!
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2013-01-18 14:49:12] [修正:2013-01-18 14:49:12] [このレビューのURL]
7点 まあささん
誰かレビューしているだろうと思ったら誰もレビューしてなかっただと・・・
今年の推し漫画でもあります。
内容はスターシップトゥルパーズ的
闘う相手が擬人化ゴキブリです。
まぁヤンジャンに連載してるのでGANTZ読んでる感じに読めば読めるでしょう。
この漫画のポイントは特殊能力持ってる人たちがすんなりとやられるところですね。
後は重要人物の過去ですかね。何故彼らがバグズ計画に参加したのかを考えていくとこの漫画は面白くなるのではないでしょうか。
まだ2巻までしか出てないので、これから面白くなる漫画だと思います。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2012-08-30 18:31:58] [修正:2012-08-30 18:31:58] [このレビューのURL]