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5.53点(レビュー数:13人)

作者安野モヨコ

巻数4巻 (休載中)

連載誌モーニング:2004年~ / 講談社

更新時刻 2010-03-10 19:30:26

あらすじ 週刊『JIDAI』の女性編集者、松方弘子29歳元巨乳。寝食も忘れ、凄まじい勢いで仕事に没頭する彼女のニックネームは人呼んで『働きマン』。仕事人間の松方だけでなく、松方の周りで働く様々なタイプの人達の視線を通して、「働くとは何か」を問う!

備考 基本軸として主人公・松方弘子をおいているが、ストーリーは松方弘子以外の人物に焦点をあて、その人物の仕事観を描くことも多い。
2006年にフジテレビ系列ノイタミナ枠にてテレビアニメ化。
翌2007年には日本テレビ系列にてテレビドラマ化された。

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この漫画のレビュー

6点 souldriverさん

ひたすら足掻く主人公に共感できるか否か。他の方の言うようにこの点において大きく評価が分かれそう。

漫画というメディアで物語を描くにあたって、「理想」と「現実」の線引きはとても難しい。こと現代を舞台とした作品ではご都合展開が過ぎてもダメ、堅苦しすぎてもダメになってしまうところがあると思う。
その点、この作者は主人公が両者の間で悩む姿を適度に描いた上で、最後の結論を放っぽり出して全部うやむやにしてしまう(主人公の勢いに任せてしまう)。
無責任といえばそれまでだが、流れに身を任せようとする自分がいかに現実に納得の行かないもう一人の自分と上手く付き合って行くか、というのが社会で立ち回っていく上で大事なことなんだと言ってるように思う。これは個人的な解釈だけど。

小難しい話になってしまったけど、エンターテイメントとして良作なのは間違いなしです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-12-26 19:39:44] [修正:2007-12-26 19:39:44]

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