ホーム > 少年漫画 > 週刊少年サンデー > 金色のガッシュ!!

7.36点(レビュー数:69人)

作者雷句誠

巻数33巻 (完結)

連載誌週刊少年サンデー:2000年~ / 小学館

更新時刻 2012-07-16 19:45:39

あらすじ 魔物が人間界を舞台に千年一度の行われる魔界の王を決めるため、100人の魔物の子供たちが戦う。
その一人のガッシュが高嶺清麿の家にやってきて・・・

シェア
Check

金色のガッシュ!!のレビュー

点数別:
1件~ 5件を表示/全63 件

6点 チーズカバオさん

序盤は傑作だったが、アニメ化が決まった石版編前くらいから児童向け路線に寄せすぎたせいで、ガッシュ周りの展開が幼稚になりすぎた(小学館との訴訟トラブル当時の雷句のブログによると、編集からそのような矯正を強いられたらしい)。

実際、この矯正は商業的には成功したし、アニメ放送頃には作風の移行は完了していたため、アニメ化決定後に本作を読み始めた層は違和感に気付きづらかったと思う。
これが、今作が完結まであまり評価を落とすことなく、いまだに名作扱いされている理由の一つではないだろうか。
だが、この流れが雷句のポテンシャルを潰してしまい、業界内における小学館(とりわけ当時のサンデー編集部)へのイメージが悪化する一因となったことは間違いないだろう。

ただ、個人的には本作の真価はガッシュサイドではなく、ブラゴ側のストーリーで見られると思っている。師匠の藤田和日郎から受け継いだケレン味や渋さ等の魅力は、ブラゴ側のエピソードに集中されているように感じる。
特に最後の最期、ブラゴとシェリーのやり取りはガッシュと清麿では出せない渋い感動がある。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2020-11-16 13:31:08] [修正:2020-11-16 14:58:21] [このレビューのURL]

6点 トトさん

ティオがでてくる4巻?あたりまでなら10点あげてもよいくらいの展開。
ジュビロ先生から受け継いだ?熱さ?、そして不思議なギャグセンスが見事に絡み合っていました。

ただストーリーが進むにつれてちょっとあらが目立つようになってきた。
同じような展開では飽きるだろうと考えで石版魔物編やらファウード編やらをやったんでしょうがこれが正直微妙でした。

できるかぎり最初決めたルールの枠内で描いてほしかったかな。

個人的にはラスト10体をきったあたりでガッシュ対ガッシュの仲間(ウォンレイやキンチョメとか)を絶対やると思っていたし、やる必要があったと思う。

そう言っても最後はやっぱり感動しました!

ナイスレビュー: 2

[投稿:2008-12-22 18:03:44] [修正:2010-07-23 12:10:17] [このレビューのURL]

5点 bugbugさん

やさしい王様になるというガッシュの心意気は買いますが
所詮子供だましというかなんというか

よく言えば、児童向けですね
妙なキャラクターの容姿や言動など、小さな子供が好きそうなセンスで
ストーリーもとにかく熱ければそれでいいといった内容です
シリアスなシーンで感動させようとしているのが伝わってきて
癇に障ることが多い。
押し付けがましい感動シーンはワンピースに似てるなぁと思いました

アクションシーンの描写や画力が特別上手いとも思いませんし
恋愛描写に至っては稚拙の極み

個人的には雷句先生応援してます、頑張ってください

ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-01-29 21:15:20] [修正:2009-01-29 21:17:43] [このレビューのURL]

6点 MAGESさん

王道的能力バトル漫画。
作者がキャラクターの魅せ方を心得ているためか、盛り上がりどころでは熱くなれるし、お涙頂戴の場面ではせつなくなれる良作です。それだけに絵の粗さや文章力の稚拙さがどうしても目に付いてしまって惜しい・・・。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2008-04-09 15:47:17] [修正:2008-04-09 15:47:17] [このレビューのURL]

5点 鋼鉄くらげさん

先日、本誌で連載が終了したという事で、後に単行本だけのオマケエピソードとかあるかもしれませんが、この作品の総括的な感想を書こうかと思います。

まず一言で感想を述べるなら、最後まで王道を走り抜けた作品でした。良い意味では手堅く、最後まで安心して読めた作品。悪い意味では真面目でスタンダード過ぎて、いまいちインパクトに欠けた作品。

しかし、ある程度面白い水準で物語を終えたこの作品は、近年のただダラダラと話を続けているだけの作品達と比べると、幸せに終われた作品だったかもしれません。

この作品の欠点を一つだけ述べるとしたら、それはおそらくストーリーの煮詰め方が甘いという事だと思います。作品全体の設定も、個々のストーリーも、話を面白くさせるだけの素地はあるのですが、どうにもそれを生かしきれていない。例えて言うなら一流の食材を普通の人に調理させているような、そんな歯痒い感じを受けます。

思えばサンデーには、こうした「面白くない訳ではないけれどイマイチパッとしない作品」が数多くあります。この作品は、そうした作品の代表例のようだったと思います。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2007-12-30 22:01:41] [修正:2007-12-30 22:01:41] [このレビューのURL]

PR


<<前の10件
123456789

金色のガッシュ!!と同じ作者の漫画

雷句誠の情報をもっと見る

同年代の漫画

週刊少年サンデーの情報をもっと見る