女の子が死ぬ話のレビュー
7点 片桐安十郎さん
響 小説家になる方法を読み柳本光晴先生にハマった口ですが、柳本光晴先生は何の変哲もないごく普通な女の子を魅力的に描くのが本当に上手いなと感じました。タイトル通りの物語なのだけれど、表現が非常に良く、また遥が和也の子供と一緒にどこかを歩いている夢を見ながら遙が死んでいくシーンは何ともいたたまれない、6話で千穂と和也とその子供で遥の墓参りに行くシーンがある為なおさら心に来る。しかし、読後はとても清々しい気分でした。とても素晴らしい作品だと思いました。
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[投稿:2015-09-06 20:41:14] [修正:2015-09-06 20:41:14] [このレビューのURL]
6点 そうすけさん
タイトルが最大のネタばれ
読み終わったとき正直もやっと感が残った。
それで良かったの?というか…
カバー裏でだいぶ救われた。一流の悲劇より三流のハッピーエンドってのは誰の言葉だったか
小説版ポケ戦だったか?
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[投稿:2015-01-08 21:54:10] [修正:2015-01-08 21:54:10] [このレビューのURL]
7点 s-fateさん
タイトルどおりです。いきなり余命宣告からスタート。死ぬ子は綺麗な思い出のままフェードアウトを望んだが、幼馴染の男の子は・・。「死ぬ子の言う通り死なせてやれ」で単純に済む話でもないと思うか思わないかで後半の評価が変わると思います。どうせ長く生きられないなら人と関わらないようにすることが良いか。長生きできないことも含めて受け入れてくれる人との出会いを信じるか。言葉が真意をすべて語るか。個人的には難しいと思います。
「うしおととら」に「満足な死とは何か?」という問いがありましたが、ここには違う答えがあると思います。
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[投稿:2014-08-10 12:26:44] [修正:2014-08-10 12:26:44] [このレビューのURL]