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7.42点(レビュー数:14人)

作者安達哲

巻数3巻 (完結)

連載誌週刊ヤングマガジン:1991年~ / 講談社

更新時刻 2010-10-05 17:03:11

あらすじ ちょっと絵が得意なことくらいしか取り得のない暗い少年、市ノ瀬利彦が、クラスで一番可愛い仲村真理と仲良くなっていくのだが、権力者である叔父の金春に市ノ瀬が後継者に選ばれてから、すべてが破滅に向かっていくのであった。

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さくらの唄のレビュー

点数別:
1件~ 5件を表示/全14 件

青春漫画の記念碑的作品だと思います。
過去に葬った暗い青春を墓から掘り起こされたような気分です。精神が満身創痍になります。

他人事とは思えずにVRつけたのかってくらい立体的に入り込みました。
自分の映し鏡を見てたら鏡の破片がこっちに飛び散ってくるような青春の虚無を描いた傑作です。

「ベルセルク」の蝕のシーンくらい強烈っていうのは言い得て妙ですね。
コッポラの「地獄の黙示録」やバーホーベンの「グレートウォリアーズ」も思い出しました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2020-04-02 10:19:27] [修正:2020-04-02 10:19:27] [このレビューのURL]

9点 ゆーやさん

これはクラシック。

上書き上書きで塗りたくった全ての絶望を、一言でチャラにする最終回の1ページに鳥肌が立ったのを覚えてます。

少なくとも僕はこの漫画を読んで前向きになりました。

negativeよりpositive、positiveよりpossible。


この作者、もっと評価されてもいいのになぁとずっと思いながら、
埋もれていってしまったのが残念です。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2015-05-20 23:50:03] [修正:2015-05-20 23:50:03] [このレビューのURL]

8点 やじウマさん

実はこの前に手塚治虫の青年漫画(なぜかよくヒロインのねえちゃんがレイプされる)とか藤子Fの異色短編集とか宮本から君へとか狂四郎2030読んでてわりと平気だった。むしろ「えー、なにこんなもん?たしかにすごかったけどもっと鬱にさせてくれるものを期待してたよ。みたいなことを考えた自分の気持ち悪さ」に凹んだ。
今読むと設定が陳腐だよなあ。才色兼備のあこがれのクラスメイトとか美人の人妻教師とか年の近いスタイルのいい姉、両親は旅行で出かけてる、金と権力をちらつかせてヤクザを従えて狙った女を自分のいいようにするハゲオヤジがいるとかエロゲみたい。見方変えれば十分笑い飛ばして読めるよ。鬱漫画じゃない、まだ余裕。
余裕がないのはベルセルクの「蝕」とか陰惨な状況をまんまギャグにしてて逆に怖いぼくんちみたいな漫画。「死」がからまない限りそんなに落ち込まないかな。結局「エロと怠慢と自意識にもまれたうす暗い青春」なんてものは時間とか環境次第で簡単に忘れられるもんだからね。・・・こういう事をしたり顔で書いちゃうヤツが一番気持ち悪いよね。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-10-03 22:09:31] [修正:2012-10-21 22:01:43] [このレビューのURL]

8点 森エンテスさん

この作品の評価は難しいです。
読む人にとっては聖典ともなりうる可能性のある作品です。

物語を言葉にすると安っぽくなってしまうのですが、救いの無い物語の中にあるマイノリティの友情に僕は惹かれました。

全ての大橋賢三に捧ぐ。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-12-14 00:43:59] [修正:2010-12-14 00:43:59] [このレビューのURL]

9点 rankyさん

読んだ当時の衝撃がものすごかったもので、
今読むと普通に読めちゃう気もしてて、
あの衝撃を忘れるのが怖くて、
もう一回読むことができないでいます。

「おもしろかった」という言葉がいまいちピンとこない。
なんというか
ジェットコースターに乗った感じ。
終わった後の脱力感も似てるかもしれません。


世の中で青春はもてはやされているけど、
青春なんてそんないいもんじゃないよ心の中で思ってる人。
でも、なんだかんだで青春マンガをいっぱい読んでたりする人。
自分がはじめて読んだときには、
そういう人間で、そういう年齢(21歳ぐらい)で、
そして衝撃を受けました。

該当するかなーと思った人は、読んだ方が良いと思いますけどね。
私は名作だと思ってます。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-05-21 01:32:36] [修正:2010-05-21 01:32:36] [このレビューのURL]

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