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8.5点(レビュー数:2人)

作者安達哲

巻数8巻 (完結)

連載誌週刊少年マガジン:1989年~ / 講談社

更新時刻 2009-11-25 06:41:54

あらすじ 「すごく楽しいところよって言ってあげるわ」
芸能学校のきらびやかな生徒達とフツーの高校生との友情、恋愛、失意。“ここではないどこか”に向かって跳ぶ若者達の青春群像。

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キラキラ!のレビュー

点数別:
1件~ 2件を表示/全2 件

9点 みたさん

連載2作目、初めての長期連載となった作品だけに、荒削りで、随所に破綻も見られる。
けれど、「登場人物の成長」「作品の成長」「作家の成長」が読者にもありありと伝わってきて、かつ、その3つが見事なグラデーションを生み出しているという点では、「少年漫画の王道」であると思う。

「作品の完成度」ではかれば、これ以降の作品が確実に上をいくが、作者の精神性、その揺れ動きがこれほどまでにあけすけに表現されている様は芸術の域に達しているのではないだろうか。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2013-04-15 12:32:12] [修正:2013-04-15 12:32:12] [このレビューのURL]

8点 スワンさん

芸能科に通う普通の高校生。で、彼女は売れっ子アイドル。友達もスター。

「ありえねぇー!」って設定なのに、どこかリアルで切なくもある。なんとなく好きな作品。

青春マンガ(そんなジャンルあるのか?)って、主人公が一生懸命何かに打ちこんだりしがちだけど、主人公は変わらず周りだけが大きく動いてゆく。取り残されていく感じ。

その感じが、なんとなく切なく、なんとなく好き。

同作者の「さくらの唄」や「お天気おねえさん」のようなインパクトは無いけど、こっちの方が好き。…なんとなく。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2008-05-28 16:21:27] [修正:2008-05-28 16:21:27] [このレビューのURL]


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