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7点(レビュー数:3人)

作者木村紺

巻数4巻 (完結)

連載誌月刊アフタヌーン:2014年~ / 講談社

更新時刻 2015-10-03 14:59:22

あらすじ 有望な選手を多数かかえるボクシングジム「ペンギンジム」。飛躍をかけて挑んだ一大興行がまさかの大惨敗! 飛躍どころか破産の危機に! ジムを立て直すには試合に勝ち続けるしかない。この窮地に立ち上がったのは会長の孫娘・響! ボクシングの知識と胸の大きさなら誰にも負けない響と気の弱いハードパンチャー・佐藤。二人三脚で目指すのはもちろん王者の座! 小細工抜き、真っ向勝負のボクシング漫画、ここにスタート!(amazonより)

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マイボーイのレビュー

点数別:
1件~ 3件を表示/全3 件

7点 punpeeさん

好きな作家さんの一人であり、毎回テーマに対する真面目で丁寧な姿勢が伺えるだけに、
前作「からん」に続き、2連続打ち切りが非常に残念。

個人的にボクシングが好きなのですが、地味でも技術的・科学的に真面目にボクシングを描いた作品は、本作品と新井英樹の「SUGAR」シリーズくらいじゃないでしょうか。

少なからず一定の評価を受けている作家だとは思えますが、
本作は少し構成が悪かった様に思えます。

心理描写を描くのが秀逸なだけあり、
ジムメイトのキャラクターの過去を掘り下げる場面は読み応えが十分あるのですが、
少し気を抜くと「あれ?これ、何漫画?」と思うくらい、脱線を感じる事もありました。

最終回も、無理矢理綺麗に畳める気はサラサラ無く、中途半端上等という潔さでしたね。

知識の幅が広く、表現力や文章力に、心理描写に長けており、良い作家だと思いますが、
この作家に少しでも気になられた方は、「からん」から読まれる事をお薦めします。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2017-07-31 20:00:54] [修正:2017-07-31 20:00:54] [このレビューのURL]

7点 ITSUKIさん

前作「からん」も打ち切られて終わりましたが、その半分の巻数で今度も打ち切られてしまい、とても残念です。
最終巻の途中から一気に話を畳みに入り始めて、そこも面白かっただけに惜しい。
「からん」は最終巻にかなりのページを描き下ろして補完がされましたが、今回はそれもなし。

スポーツもの描くには「からん」と比較して絵柄が簡潔すぎたんじゃないかなと思います。
キャラクターは個性的だし、ボクシングの薀蓄とかは楽しく読めたのですが。

2作続けてスポーツものを打ち切られてしまい、今度はどんな作品をどんな絵柄で描いてくれるのか。ファンとしては期待したいです。
そもそも次の連載があるのかどうかわかりませんが・・

ナイスレビュー: 0

[投稿:2016-04-17 00:42:04] [修正:2016-04-17 00:43:30] [このレビューのURL]

7点 森エンテスさん

この作家は絵柄で損をしていると感じます。

『神戸在住』や『巨娘』ではプラスに作用している絵柄が、前作の『からん』も含めて、全うなスポーツ漫画を描く際にマイナスになっているのではないでしょうか。

この作品、打ち切りのように連載が終了しましたが、凄く面白い作品です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2016-01-14 22:37:01] [修正:2016-01-14 22:37:01] [このレビューのURL]


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