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8点(レビュー数:6人)

作者木村紺

巻数7巻 (完結)

連載誌月刊アフタヌーン:2008年~ / 講談社

更新時刻 2009-11-25 00:45:43

あらすじ 行くぞ、お嬢様柔道部!京都の名門女子高に入学した高瀬雅と九条京。持てる情熱を柔道に懸けた二人が繰り広げる波乱の学園生活!!

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からんのレビュー

点数別:
1件~ 5件を表示/全6 件

9点 punpeeさん

本当に硬派な女子柔道漫画だと思います。

女子柔道と、部員内や京都という排他的なエリアでの人間関係を並行して描く、深みのある作品だと個人的には思うのですが。
作品を通して、それぞれの心理的成長も見て取れて、面白いです。
この作者は緊張と緩和の表現が抜群で、作中のピリピリとした緊張感も伝わってきます。

それだけに打ち切られたのが本当に残念です。

我の強い主人公のキャラ設定が、人によったら鼻に付いたのでしょうか。。。

読む人を選ぶと思いますが、柔道漫画の中では一番面白いと思っています。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2016-02-20 22:02:44] [修正:2016-02-20 22:02:44] [このレビューのURL]

9点 チプルンさん

ごめんなさい、木村紺が大好きなんです。

この作品も、名作になると確信していたんですけどね。
悲しかったです。
アフタヌーンでああいう終わり方されたら、もうどうしようも無いですよね。


燃える展開もあるし、
キャラクターも立っていて、
京都の地域性もあり、深い人間ドラマが期待できたんですけど。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2015-01-01 22:59:04] [修正:2015-01-01 22:59:04] [このレビューのURL]

7点 canさん

・・・雑誌にて完結しました。
完結しました。
完結しました。
大事なことなので(ry

なんというかまあ、ショックでした。
物語的にはまだ序盤で、まだまだいくらでも面白くなりそうな作品だったんですが・・・というか、きっとそうなるに違いないと確信していたんですが・・・完結しました。

好きな作品がこんな形で完結するのを見ると、なんとも言語化し難い、複雑な心境になりますね。

別の雑誌に移籍とかでもいいから、なんとか続きを書いてほしいなぁ。
無理だろうなぁ。無理かなぁ・・・

最終巻が出たあたりで、レビューをまとめようと思います。たぶん。


<以前のレビュー>

『神戸在住』の木村紺先生が描く女子柔道漫画。

そもそも女子柔道を題材にした作品は今までなかったのでは?
・・・と思ったら、あ、『YAWARA!』がありましたね。
まあそれは置いといて、ともあれ珍しい女子柔道漫画です。

舞台はやんごとなきお嬢様学校の女子柔道部。
主人公の高瀬雅と、ヒロイン(?)の九条京を中心に、
彼女たちに関わる様々な人々の人間模様が展開していきます。

ジャンルは女子柔道というマイナースポーツ、舞台はお嬢様学校という特異空間ですが、そこで描かれるストーリーは王道そのもの。
木村紺先生の描く王道漫画。わくわくしなけりゃそれは嘘でしょう。
自分は続刊の発売が、今か今かと待ち遠しいです。

とゆうか京が雅の言うとおり、
「みんなが驚くほど強くなる」ところを早く読みたいですね。
ストーリーの進行具合からいって、だいぶ先の話になりそうですが・・・


4巻のおまけ漫画で盛大にコーヒーを吹いたので、勢い余ってレビューしました。萌先輩超かっけぇ・・・

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-03-26 08:46:43] [修正:2011-04-26 02:41:32] [このレビューのURL]

8点 ITSUKIさん

京都のとあるお嬢様高校を舞台とした、女子柔道部活漫画です。
このあらすじだけで「女子高生がキャッキャウフフとゆるゆる部活と学園生活する漫画かな」と思った方、大違いです。
スポ根入ってます。
絵柄的にも「萌え」とは程遠いです。

まぁ、そんな雰囲気を作っている一番の原因(?)は大石萌先輩のキャラです。
ここまで「体育会系女子」っぽいリアリティ持ったキャラは初めてでした。
「はじめの一歩」でいう鷹村みたいな感じです。

こんな強烈なキャラがいますが、メインキャラの雅と京の魅力もそれに負けていません。
主人公でありながら、精神的にも技術的にも十分成長していて自分の事よりも周りの事に気を配る雅は主人公らしくない特殊なキャラだと感じました。
先輩とのコミュニケーションの取り方、少し人をくったようなテンションの高さは「巨娘」のノリを思い出します。
その分、「成長」が楽しみなキャラが京。京はこの作品のマスコット的存在でもあり、ヒロインでもあると思います。
「神戸在住」で見せた方言に対するこだわりはこの作品でも健在で、個人的にたまらないですw

特殊な経緯を持つこの二人と対照的に平凡な比嘉さん他の一年生が彼女たちの影響でどう変化・成長するのかも楽しみ。(そんなにすぐ変わるとは思ってませんが…)

「神戸在住」から「巨娘」も作風の激変ぶりに衝撃を受けましたが、今度は漫画の描き方すら別の作品になってて更にびっくり。
どんだけ色んな作品が描ける方なんでしょう。短編集とか出たら読んでみたいです。

この作品の注意点を挙げるとすると、既に上がっていますが「第一話」です。(正しくは第0話ですが)
「わっ」とさして重要でない人物まで一気に登場させるので、絵の癖もあって誰が誰だか少し混乱するかもしれません。
雅と理事長の関係だけをつかめれば、あとは問題なく入っていけると思うので我慢して読み進めてみてください。
一度読んだだけではわかりづらく、読み返すと面白さに気づける。そんな内容です。
個人的には3巻くらいからどんどん面白く感じてきて、楽しめています。

あ、4巻のおまけ漫画は自分も吹きましたw萌先輩…w

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-07-11 02:29:23] [修正:2010-07-16 07:27:15] [このレビューのURL]

7点 フクポルさん

<所持歴:全巻。収集中>

メインは高校部活動(柔道)
が、舞台は京都のお嬢様学校

お嬢様学校の柔道ってどんなん?・・・と思いきや、
萌先輩のオトコ前っぷり大爆発でかなりの体育会系。

そんなスポ根路線の合間に、キナ臭いオトナの裏事情が
見え隠れするシーンがちらほらと。

序盤はあちこちで種(伏線)撒いてる状態ですが、
とりあえず気にせずにスポ根を楽しみましょう。
その内、芽が出て凄い事に・・・なるかは乞うご期待。


現段階でも面白いけど、「名作」になるかどうかはこれから。
てことで、現状は7点で。

あと、タイトルの「からん」ってどんな意味でしょう?
誰か教えて下さいw

ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-12-02 00:25:26] [修正:2010-02-07 20:44:06] [このレビューのURL]

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