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7.16点(レビュー数:6人)

作者塀内夏子

巻数14巻 (完結)

連載誌週刊少年マガジン:1993年~ / 講談社

更新時刻 2009-11-25 06:34:55

あらすじ Jリーグ草創期、浦和レッズの入団テストを受けに1人の少年がやってきた。彼の名は赤星鷹。不合格にもめげず、何度もアプローチを重ねた結果、なんと二軍への入団を果たしてしまう。入団後、鷹はその実力を発揮し、たちまち頭角を現した。常人離れした柔軟な体、才気あふれる変幻自在なプレースタイルは、まれに見る逸材の証。やんちゃな少年Jリーガーが、縦横無尽にフィールドを駆けめぐる!

備考 講談社文庫版全7巻

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Jドリームのレビュー

点数別:
1件~ 5件を表示/全6 件

5点 朔太さん

Jリーグ草創期には、日本人にはWカップはまだまだ手の
届かない夢の舞台だった時代です。
ドーハの悲劇もJリーグの開幕も1993年で、本作品も
同年に連載開始なんですね。
したがって、Wカップ出場が悲願の目標になっていて、
選手たちも世界との差を痛感していて、とても謙虚です。

ネタバレになりそうですが、最終話近くでは、ドーハの
悲劇をなぞらえた展開も出てきます。
そういう意味で、少年誌らしからぬ大人テイストな落ち
着きを感じます。

現在のサッカー漫画が乱立する中では、あまりエキサイ
ティングな展開はありませんが、一定の評価ができます。
ただし、描画が躍動的でなく、プレー特に連携の形や戦術が
分かりにくく、ほとんど台詞回しで説明されるのが難です。
現在の高度化したサッカー漫画との比較で見ると、やや厳しい印象です。

1993年というメモリアルな年に、描かれたメモリアルな
サッカー漫画ということでは、名を遺すでしょう。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2022-03-27 17:50:15] [修正:2022-03-27 17:50:15] [このレビューのURL]

5点 4210さん

選手の人生を描くという点では、この時期の漫画では高いレベルにあると思うれる。

ただほかの方と違って、サッカー漫画としてはややぶっ飛んでるかなと思いましたね。

まずポスト命中率高し。(←なぜかあんまり沸かない。)
鷹のキック曲がり過ぎ。
アウトで蹴ってるのになぜか内巻き並みの起動。
UAE?のキーパーが人間ではない。
垂直ヘディングなんてできません。笑

ただ大空翼君のようなまねはしないので安心してください。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-12-04 20:32:46] [修正:2011-12-04 20:32:46] [このレビューのURL]

9点 とろっちさん

数あるサッカー漫画の中でも、最高傑作の1つだと思います。

現在はW杯に出るのが当たり前のようになっていますが、出場すること自体が挑戦だった頃。
当時の空気を存分に味わうことができます。

必殺シュートも、人間離れしたスーパープレイも、この漫画には出てきません。
リアルに描写された試合展開と、それを取り巻くプロならではの世界。
勝利の喜びも、敗戦の辛さも、世代交代の厳しさも、こんなに素晴らしく表現できるものなんですね。

傑作です。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-10-11 15:03:12] [修正:2009-10-11 15:03:12] [このレビューのURL]

10点 doneさん

サッカーマンガは数あれど、あのJリーグが発足した当時の
空気を体感できるのはこのマンガだけだと思います。

作中で語られるのはプロになるということはどういう事なのか。
勝利がどんな意味を持つのか。
プロの世界でなければ到底描けないテーマを描き出した名作です。
負けて去っていく者に与えられる物はないけれど、優しい視点
から描かれる物語は心を深く撃ちました。

時代の空気をはっきり切り出した故に、廃れることのない
不朽の名作。


若くて生意気で凄く強い主人公に抵抗感がある人もいるかもしれませんが騙されたと思って読んで欲しいです。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2008-08-24 14:47:38] [修正:2008-08-24 14:47:38] [このレビューのURL]

7点 八咫烏さん

随分と前に売り払ってしまったのだけど
青春時代にのめり込んだ思い出の作品
数あるサッカー漫画の中でも
リアルを追求するという面では随一だったと思っている
今でも古本屋で見ると時々読み返したくなる作品の一つ

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-10-20 21:24:18] [修正:2006-10-20 21:24:18] [このレビューのURL]

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