本気のしるしのレビュー
7点 kikiさん
これ連載時は展開が読めないわ浮世さんは謎めいてるわで
ほんとハラハラして読んだものです。日常にあるサスペンスで面白い。
浮世さんのキャラ設定がうまい。本当にこういう人いそうだし。
断れない人っているよねぇ。しかしこの人色気あるなぁ。
他の女性達、細川先輩もみっちゃんの性格も上手だし、複雑で
怖い女心を表現しててゾクリとしました。
本気でしたい仕事、自分の居場所探しとテーマはそれまでの星里作品
と同じだけど、こういうシリアスなのも描けるだなと感心しました。
ラストの着地点もいいし、最後まで物語をひっぱる力がある作品
だと思います。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2011-07-04 23:16:05] [修正:2011-07-04 23:16:05] [このレビューのURL]
8点 とろっちさん
サバイバル・ラブ・サスペンス。
この作者の作品全般は以前から自分の中で「大人のしるし」とも言えるような、大人向けのイメージ。
それをこれだけ面白く読めたということは、 自分も大人になったな、という気がします。 当たり前か。
ダメ女に魅せられ、振り回されて、少しずつ(ただし自分の意志で)人生が狂っていく主人公。
そんな彼が下す決断は、共感できる部分とできない部分とのギリギリのところを常にうまく突いてきて、
先の読めないジェットコースター的な展開に目が離せなくなります。
ほのぼのとした暖かみのある絵で、こんなサバサバしたサスペンスをやられてしまったという
ギャップが、良い方に転がっている作品です。
平穏、無難。 それと相反する苦難、波乱。 生きているという実感。
人は皆そういうものを心の奥底で望んでいるのか、とも思えてしまうほどに研ぎ澄まされた愛憎劇。
「君に野心と、本気があるならばな。」
本気のしるし。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2011-01-13 01:18:10] [修正:2011-01-13 01:19:08] [このレビューのURL]
8点 bugbugさん
作者の作品の中では一番好きです
上手いとは言い難い絵なのに、浮世さんの色気と心の闇が
「絵」を通してだけでも伝わってきます
人間の愛憎劇を書かせたらこの人にかなう人はいないんじゃないか
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2009-01-22 23:34:02] [修正:2009-10-31 14:51:27] [このレビューのURL]
7点 ちょうあんさん
注文したのと違うのが出てきて、それでも食ってみたら
美味かった感じのとまどいを受けた
サラリとして、それでいてドロリとコクがあり…
楽しいラブコメを期待してた…
6点と7点で迷ったんだけど、こういう作品もオススメの中
に入っていてもいいかなとも思うので7点で
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2008-06-03 16:15:04] [修正:2008-06-03 16:15:04] [このレビューのURL]
8点 チャドさん
アパートラブコメもほのぼのしてて好きだが、漫画としてのクオリティーはこれが秀逸だ。
男を無自覚で振り回しまくる女と、無視したくてもしきれずに振り回される男。
女の行動は全く読めず、読み手も振り回されモヤモヤさせられる。
男の振り回されっぷりも、気持ちの変化にも共感してしまう。
最後まで先が読めない展開は、読み応えアリ。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2008-03-02 11:37:14] [修正:2008-03-02 11:37:14] [このレビューのURL]
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