ドカベン スーパースターズ編のレビュー
3点 ブランカ傘さん
絵=2点
ストーリー=1点
正直、新規読者の読む余地のない漫画だと思う。昔のキャラクターが作者の思い通りに大活躍しているだけ。実在のプロ野球選手も出てきているが単なるかませ犬に過ぎない。
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[投稿:2011-07-28 11:29:19] [修正:2011-07-28 11:29:19] [このレビューのURL]
1点 臼井健士さん
「老醜」・・・・という言葉がありますが、老いて醜さを曝け出しているのが正に水島新司先生に他ならないでしょう。
これは商業雑誌に掲載されるべき漫画ではなく、単に作者が1人で楽しむために描いている「都合のいい同人漫画」でしかありません。
「ドカベン」「あぶさん」等の野球漫画を描いたおかげで、現実の野球界にですらおそらくは漫画界では1番影響を与える発言が出来るようになったと思われる水島先生ですが・・・、もはや「現実」と自身の描いている「虚構」の世界がゴッチャになっていますね。
このシリーズはそもそも現実世界で起こったプロ野球界の「球団削減」「一リーグ制の実施」といった問題に端を発し、それに対する「先生流のひとつの回答」であり、また先生流に球界やファンに対して投げ掛けた「警鐘」・・・・のつもりだったのでしょうね。少なくとも御本人だけは。
でも読者の側から見てると、作者自身が現実には叶えることの出来ない「野球界の発展(それも先生的に謂わせれば、おそらくは「大」が10個くらいは付いてくる位の、である。)」や「野球界の隆盛(これも前述に同じ。)」を「自分の漫画で描いて憂さ晴らしをしている」ようにしか見えません。自分1人だけで「溜飲を下げている」んですね。先生がそんなことをしているうちにも現実では「プロ野球離れ」はまるで「病魔が身体を蝕んでいくように」刻一刻と進展していっているのにです。
一体、このシリーズはどうやって「終了の花道」を飾るのでしょうか?先生の野球界に対する情熱は最早、完全に「上滑り」しているというのに。先生自身ですらもこの「無限地獄」から逃れるには自らの執筆中における「戦死」以外にはないような状況になってきていることを感じていらっしゃるはずだ。
先生の他にも漫画界に数人いらっしゃいますよね・・・。自ら同じ境遇に嵌り込んでしまっている方が。
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[投稿:2010-06-18 23:51:55] [修正:2010-06-18 23:51:55] [このレビューのURL]
4点 鹿太郎さん
もはや山田をはじめとした明訓ナインを中心とした新チーム・スーパースターズの面々がとにかくすごいだけになってますね。
さすがに目新しさは無く、クオリティも低調。
それでも日本シリーズ・『野球狂の詩』との対決は結構楽しめました。
正直、対戦相手側のメンツはほとんど分からなかったんですが、それでも両チームの読み合い・カマのかけ合い・それを超越する岩鬼(笑)など毎週楽しみに読めました。
まあ、まさかのライバル社他誌に渡っての特別掲載で水島先生の業界内でのパワーにも感心しましたが。
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[投稿:2006-10-23 01:04:19] [修正:2006-10-23 01:04:19] [このレビューのURL]