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4.62点(レビュー数:16人)

作者月山可也

原作伊賀大晃

巻数57巻 (完結)

連載誌週刊少年マガジン:2006年~ / 講談社

更新時刻 2011-08-26 09:59:01

あらすじ U-15日本代表の10番にして鎌倉学館中学サッカー部主将・逢沢傑を兄に持つ駆は、過去の事故以来左足が使えず、サッカー部のマネージャーをしていた。ところが兄の指名により、突然紅白戦のメンバーに抜擢される!サッカーを愛する兄弟が織りなす、ドラマティック・サッカーストーリー!!

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エリアの騎士のレビュー

点数別:
1件~ 5件を表示/全14 件

6点 シドさん

交通事故により兄・傑の心臓を弟・駆に移植したことで、時々駆の中に現れる傑の意思とかつて彼が持っていたプレーテクニックが試合中奇跡を起こすのがお決まりのパターンの作品かと考えていました。(最初は)
実は厳しい練習や試合の中で、ストライカーの嗅覚と技術を磨いていたのですね。

試合シーンは知略でチームをまとめる監督の下、変幻自在に組織的サッカーを展開し、ライバルとしのぎを削る戦いが進んでいくという流れです。

ボールの流れが分かりにくいのと、セブンの的確すぎる解説が出すぎなので試合の描写に入り込み切れない感じです。

今後はワールドカップを視野にいれたストーリー展開になることが予想されますが、駆や主要チームメンバー、他校の有力メンバーの動向をどう作品で表現していくかで評価が分かれることでしょう。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-08-30 00:17:08] [修正:2012-08-30 00:17:08] [このレビューのURL]

5点 abexturnerさん

まぁ王道サッカー漫画ですね。

現代版シュートみたいな感じです。
(シュートもそこまで古くないですが)

兄の傑がシュートで言う久保さんって所でしょうか。

ヒロインのセブンがみんなのプレーを解説している所見ると
イラッと来るのは僕だけでしょうか?

つまらなくはないですが二番煎じ的な作品だと思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-01-27 17:49:37] [修正:2012-01-27 17:49:37] [このレビューのURL]

0点 パークさん

 全巻とりあえずもっていますが面白くはなかった。初期の切り口としては兄の心臓を弟が継いでがんばるというのはありがちだが悪くはない。その後も弱小高校に進んで躍進していく話も普通に良いと思う。この作品は、高校サッカーから世界を目指すというのも分かってきて読める。しかし、夏の予選が始まってから話がおかしくなる。まず荒木という司令塔は痩せただけでキャプテン翼の翼並みの司令塔になってしまい彼の個人技だけで試合が進んでしまい主人公の影が薄くなってしまう。主人公の駆はインザーギのようなFWで嗅覚で勝負するタイプなのでドリブルとかは持っていないので地味になる。それを克服するために必殺フェイントを覚えるがこの漫画は戦術の話もあり現実的に書こうとしているのに必殺フェイントが出てきてこれで試合が決まるというパターンが出てきて飽きてくる。他の荒木と駆以外の活躍はないこともないが試合を決定付ける活躍はほとんどないしチームで崩すサッカーのはずなのに個人技偏重になってきているのが違うと思う。他の名門校は、イマイチ強さを感じないのが試合をつまらないものにしていると思う。守備的なチームは全く点が取れないので強さを感じないし攻撃のチームにしても個人技だけで強さも感じない。とにかく特定のキャラ以外の活躍が相手チームにしても主人公のチームにしてもないので彼らだけの世界で試合が周っていて他のキャラが無視されていてサッカーというチームスポーツとはかけ離れている。離れるのは構わないが現実的に書こうとする描写があるのに離れてしまうので路線がいまだに固定されていない気がする。主人公は、まあ努力していて偉いと思うが試合中も女子代表のヒロインの顔色を伺いながら試合をしているように見えて情けない印象がある。だから、より自信満々の荒木のプレーが印象に残ってしまうのが残念に思う。主人公のチームで誰も共感できる人間がいない。駆は、ヒロインと兄の心臓に頼っていて自分で壁を乗り越えようとする気持ちがないので共感できない。荒木もあんな才能があっても太ったり偉そうな言動が多いので普通に嫌われると思う。他のキャラも何か自分たちが上手いと勘違いしている人間が多くて共感できるのは沢村と織田くらいな感じだが彼らはあまり活躍していないのが残念でならない。相手チームは佐伯にしても島にしても遠野にしてもいいやつが多いのでむしろ彼らのほうを応援してしまいたくなるほど主人公のチームに共感が持てない。静岡や九州などの名門校が全く本筋に関わってこないくらい雑魚扱いなのが何か嫌です。千葉と東京都神奈川と主人公チームの近場のチームばかりで全然全国で試合をしている感じがしないのに全国大会なのがおかしいと思う。ヒロインは女子代表でエースなのはすごいがそれでマネージャをやっているのは変で日本の女子代表は片手間にサッカーをやれるほど弱くはないと思う。マネージャをやる必然性がイマイチ感じられない。作品の都合上専念するとヒロインが出てこれなくなるといご都合主義にように見えるのが嫌です。男子の世代別代表も主力は近場の人間ばかりで全然代表に見えないし代表ならもっと凄い選手がいるはずなのにいないのがおかしいしとにかく主人公の都合のいいようにしか周っていないのが嫌です。主人公のチームの監督も何か嫌です。選手兼監督で全国大会に出場したことは凄いです。その時の怪我が原因でサッカーを諦めることになるのは仕方がないです。そのときチームにFWがいないから無理して怪我をしてその原因は周りの力不足ということになっています。しかし、それを周りのせいにするのはおかしいです。自分で高校の監督と喧嘩してチームを分裂させたのに自分は悪くないという周りの目が嫌です。怪我は自業自得ですしそんなにサッカー上手ければプロになればいいだけの話だと思います。その監督が再びプロを目指すという話はまあいいです。しかし、それを生徒に言わず自分の親しい人にだけいう性格は嫌いですしだいたいあなたがチームを壊したのだからその責任はどこで取るつもりなのか疑問ですしそんないい加減な気持ちならプロとしては大成しないと思います。とにかく才能があれば何でもOKという設定が多くて努力の大切さがないので片手間にマネージャーで代表だったり辞めていたのに急にプロになるとか言い出したりする人間が出てくるのが不愉快です。他の漫画でもしっかりみんな練習して上手くなっているのにこの漫画は練習しているようには見えないのが嫌です。心臓をめぐるカウンセラーも嫌いです。カウンセラーも過去の失敗というか学生時代にプロを目指す監督を止めることができなかったということに傷ついているのはわかりますが私情を患者に向けすぎて気持ちが悪いです。いい大人なのに仕事プライベートの区別もつけられないのかと感じなのに彼女に対して疑問を持つべき主人公がイマイチ疑問を持たないのがおかしいです。彼女が出てくるたびに話がややこしくなるのでとっとと監督と付き合って幸せになってくださいという感じで漫画から出てこないでほしいです。以上のようにとにかく不愉快なのが多いのでサッカー漫画ならば他に面白いのがたくさんあるのでそちらを推薦します。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-08-26 10:41:53] [修正:2011-08-26 10:41:53] [このレビューのURL]

5点 とろっちさん

週刊少年マガジンで満を持して始まった王道サッカー漫画。
の割にはちっとも盛り上がらずに放置していたら、いつの間にか20巻超えですか。

このレビューは、マガジンにおけるサッカー漫画の代表作「シュート!」と敢えて対比させながら
書いていこうと思いますのでご容赦ください。
まあ原作者の伊賀大晃はシュート!の影の原作者とも呼ばれるキバヤシ氏の別名ですので、
全くの無関係でもないような気もしますし。

で、読んで感じたのは、シュート!の二番煎じと言えなくもないなあ、ということ。
基本的な世界観としては、リアル路線をベースにところどころスーパープレイを織り交ぜた形で、
最近の少年スポーツ漫画としてはよくある形式。 要するにシュート!っぽい感じ。
重要人物の死によって主人公が覚醒していく展開なんかは正にシュート!を引き継いでますね。
たまに謎の必殺技が出てきたり、そのネーミングセンスにビックリさせられるのも似たり寄ったり。
試合以外の学生生活の場面もしっかり描き、それが妙に面白いのも共通しています。

画力に関してはどちらも決して高いとは言えません。
が、スポーツ漫画に必要と思われる「迫力」と「熱量」が全く違います。
これははっきり言ってシュート!の圧勝。 明らかにこちらの作画担当の力量不足です。
読んでいて淡々としすぎていてるんですよね。 どうも盛り上がりに欠けるのもそのせいかも。
逆にヒロインはこちらの圧勝です。 なでしこと絡めているのも個人的には高評価。
でも奈々ちゃんだからセブンなんて呼ばれるのはもっと嫌がった方が良いと思います。

何だかシュート!の後半の悪いところを引き継いだ作品という印象です。
だいたい江ノ島高校と掛川高校とで試合したら掛川の完勝でしょう。
作品としてリアリティを追求するでもなく過去の作品よりスケールダウンしてしまっているということ。
と言うことで、サッカー以外の場面はともかく、サッカー漫画としてはいま一つのレベルに感じました。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2011-03-19 00:29:19] [修正:2011-03-19 00:29:19] [このレビューのURL]

5点 ひいろさん

頑張ってるとは思うが、特にここ最近の試合の描き方を見ると、作者の力量の限界はどうしても感じる。

各チームや選手に特色を持たせないとスポーツ漫画は持続しない。
それはドカベンの頃から漫画界の常識ではあるのだが、その特色付けがなんとも稚拙と言うか・・・

φトリックをはじめとする必殺技、選手やチームに付けられる「異名」など、どれもが取って付けたような浅さ、どこかで見たような古臭さを感じてしまう。

キャプテン翼の頃ならこれでも良かったかも知れないが、「オフサイド」「シュート!!」などサッカー漫画の秀作を生んできた少年マガジンで、今の時代に連載する漫画としてはどうだろうか。

近年の読者はスポーツ漫画に対して「現実にちょっと上乗せした」感じの、ギリギリのリアリティを求めている。
残念ながら「エリアの騎士」はその読者の要望に応えられているようには見えない。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-01-29 01:12:36] [修正:2011-01-29 01:12:36] [このレビューのURL]

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