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7.4点(レビュー数:5人)

作者影崎由那

巻数14巻 (完結)

連載誌月刊ドラゴンエイジ:2003年~ / 角川書店

更新時刻 2009-11-25 06:39:10

あらすじ 丘の上の洋館に住む一家の長女・真紅果林は恥ずかしがり屋の高校3年生。実は彼女の一家は吸血鬼だった。ところが、吸血鬼にあるまじき果林の秘密に、転校生の雨水健太が気づいたために大騒動が勃発して…!?

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かりんのレビュー

点数別:
1件~ 5件を表示/全5 件

7点 p-mcgoohanさん

かりんは間違いなく可愛いキャラだった。
特殊な体質による苦労も綿密に描かれているが、恋心が明確になってからの心理描写は秀逸だった。

それ以上に、雨水くんの男前っぷりが半端ない。
最後の最後までこの男はブレなかった。お母さん思いの部分も良くクローズアップされていたし、心優しい男だね。
そりゃあ惚れるわな・・・

ただ正直、あのエンディングはあまり肯定できないな。
2人とも幸せな結末は迎えているけども、全てを一人で背負った雨水くんが誰よりもツラすぎるだろ・・・
決して嫌な終わり方ではないんだけどね。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2017-09-27 21:08:57] [修正:2017-09-27 21:09:54] [このレビューのURL]

9点 念仏さん

この作品はおすすめ。

ドジっこ吸血鬼女子高生と、まじめな高校男子のラブコメが軸にあるが、家族愛、種族の壁など、ただのコメディーではなく、重いテーマも扱っている。

最終的に、ハッピーエンドなんだろうと思って読んでいくと・・・

後味の悪さはあまり感じられないことが高評価。

絵は可愛い。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2016-05-04 15:40:45] [修正:2016-05-04 15:40:45] [このレビューのURL]

8点 southさん

1巻を読んだ限りではヒロインがドジして下着見せたりしていたので、
近頃よく見る萌え系漫画なのだろうと思って放り出していましたが再読して驚きました。
吸血鬼という設定を上手く使って高校生同士の等身大な恋愛が描かれています。
後書き漫画などによると作者はもともとラブコメにするつもりではなかったのだとか・・・。

吸血鬼の体質やそれぞれの家庭事情などが障害として立ちはだかる中
少しずつ距離を縮めていく二人の初々しい感じがツボにはまりました。

もう一つ気に入ったのがヒロインの家族。
最初は妙な家族だな、程度の印象でしたが終盤に近づくにつれて彼らなりの家族愛が感じられました。
特に父親のヘンリーはいいキャラしてますね。
ボケキャラかと思ったら、最後の最後で家族のために当然のように体を張ってみせたりと男気まで見せてくれました。
ヘンリー一家の家族の絆はこの漫画のもう一つの大きな魅力でもありました。

最初の印象とは180度変わった終わり方をした漫画です。
話の締め方だけはちょっと強引でしたがラブコメと銘打たれた作品の割りにしっかりとした結末を見せてくれたのは嬉しかったです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-05-01 10:44:45] [修正:2010-09-13 00:13:48] [このレビューのURL]

6点 とろっちさん

吸血鬼系恥じらいラブコメ(作者談)。

一見お馬鹿でドタバタな作品に見えますが、全体の雰囲気は暗く、重いです。
「不幸」がキーワードの一つでもあり、家族関係の描き方なんかも独特です。
ラブコメ部分が甘ったるすぎるだけに、その対比が際立っています。

ラブコメになったのは作者の意志ではなく編集部の陰謀とのこと。
なので、ラブコメ色を出そうと逆に力みすぎたのか、序盤は若干空回り気味かも。
落ち着いてきた中盤以降はしっかりとしたストーリーが展開されています。

全般を通してきっちり話が作られ、上手くまとめられた作品です。
やっぱり終わり方のすっきりした作品は気持ちいいです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-03-20 22:33:43] [修正:2010-03-20 22:34:40] [このレビューのURL]

7点 s-fateさん

ああ、吸血鬼ものか、くらいの感覚で読み始めたら、一気に読んでしまいました。
意外な設定があり、それによって主人公が家族と引き離されていく、そしてラブコメあり、ラストはハッピーエンドではあるが、必ずしもそれだけではないところが何ともいえない読後感を与えてくれます。
ネタ切れ感とか行き当たりばったり感が無い、丁寧な話作りが良いです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-12-19 01:38:32] [修正:2009-12-19 01:38:32] [このレビューのURL]

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