ホーム > 青年漫画 > スーパージャンプ > ゼロ THE MAN OF THE CREATION

7.37点(レビュー数:8人)

作者里見桂

原作愛英史

巻数78巻 (完結)

連載誌スーパージャンプ:1990年~ / 集英社

更新時刻 2009-11-25 06:39:44

あらすじ 神の手を持つ究極至高の贋作者・ゼロ。陶器・絵画・彫刻は言うに及ばす、この地球に存在するすべての物を「本物」に複製する創造主(ザ・マン・オブ・ザ・クリエイション) この世にただ一つしかない かけがえなき物の復元を願う人々の心を癒し、諫め、時に裁く…!

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ゼロ THE MAN OF THE CREATIONのレビュー

点数別:
1件~ 5件を表示/全8 件

4点 robitaさん

基本的に読み切りのパターン漫画です。
いくつかのストーリーのパターンで成り立っています。
あくまでネタで持っている印象はぬぐえないです。
作画にはちょっと古臭い雰囲気が漂います。
それでも美術に興味がある人なら楽しめると思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2015-07-17 22:01:03] [修正:2015-07-17 22:01:03] [このレビューのURL]

9点 Masakiさん

よくもまあこれだけ話のネタが尽きないなあ、そしてクオリティを保ち続けられるなあ、というのが最初に読んだ時の感想でした。

どの話も基本1話完結で概ねハッピーエンドや勧善懲悪(うがぁーー!!で終わるようなw)なので、読後感も良いですし、どの巻から読み出しても楽しめます。
そしてしっかりと題材のバックボーンを掘り下げて描くので、芸術や美術への知的好奇心を満足させるには最高の作品です!
自分はこれまで行くことがなかった美術館や博物館に足を運ぶようになってしまいました。

ストーリー自体は単調なのですが殆どオマケみたいなもので、ゼロと依頼者が語る芸術へのウンチクだけでお腹いっぱいになるぐらい楽しめます。
また贋作者という都合上非合法な依頼や殺人も厭わない組織と関わることも多いのですが、腕っぷしを発揮したことは殆ど無い(せいぜいやけっぱちで突きつけてきた銃をカードで弾く程度)ので、そっちの腕前はどうなんだろうと気になりますw
絵も美しく話も引き込まれるものばかりなので文句無し、読み直しでも楽しめるので9点です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2013-09-15 21:44:06] [修正:2013-09-16 02:17:34] [このレビューのURL]

8点 ankoさん

主に美術、骨董、神話などを題材にしたヒューマンドラマ。
基本的に一話完結方式で、神漫画とも言う(笑)

神=創造主=主人公はほぼ万能。そのため楽しみ方はドラマとしてより、薀蓄(うんちく)を楽しんだりするタイプかと思います。

美術関連を題材にした漫画としてギャラリーフェイクという類似作品はありますが、あちらに比べると演出、見せ方が大きく異なっているので全然気になりません。ただ今作の方が少し肩凝るタイプかも?

絵はスマートで見せ方も上手く、一話完結型の分、多少似た構成の話が多いのが欠点ですかね。

漫画好きな方でも万人にお薦め出来るタイプの作品ではありませんが、この手の薀蓄タイプとしてなら最高水準ではないでしょうか。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-10-24 08:02:09] [修正:2011-10-24 08:02:09] [このレビューのURL]

7点 一般人さん

「ギャラリーフェイク」の藤田が進化し、カッコ良く、より主人公っぽくなって帰ってきた漫画です。

題材も同じく美術や考古学。こちらはより範囲が広いですが。

雑学系の漫画が嫌いじゃない方ならお勧めできます。基本一話完結なことも高評価。

ただ、目が痛くなります。どうしても説明が欠かせないために、文字が多いです。

しかし長いですね……良くネタが尽きないものだと思います。
そのために良く分からないものがあったりもするのですが、まぁ概ね高評価。

ですが、ストーリーに関しては悪役を懲らしめるパターン、良い人な感じのパターンの二つが大筋で、どんでん返しは無いです。
あくまでストーリーは付属品、ちりばめられた細かい知識にうなずくのが私の楽しみ方ですね。
そういうことで7点です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-08-10 11:43:25] [修正:2011-08-10 11:43:25] [このレビューのURL]

9点 臼井健士さん

スーパージャンプ連載の美術品を題材とした漫画。

簡単に言うと細野先生の「ギャラリーフェイク」をもっと劇画調にし、主人公を藤田よりも「超人の域」まで高めた作品。

古今東西のすでに失われてしまった人類史上の遺産の数々である美術品を
「製作者本人になりきる事」で完璧に再現する奇跡の腕を持つ男・通称ゼロ。

そして綴られる古今東西のあらゆる美術品にまつわるエピソードの数々。
本物を再現する(ゼロの製作するものは偽物ではなく、もうひとつの本物なのだ)報酬として、依頼者に「全財産」もしくは「人生の全て」を要求するゼロの姿は手塚先生の「ブラック・ジャック」にも通じる孤高・唯我独尊の境地。

もうすでにコミックスが通算して60巻を超えているというのに話のレヴェルに全く衰えは見られない。

今日も孤高の男・ゼロは世界を股にかける・・・・。
彼の通った跡には、人類史上の遺産が鮮やかに現代に甦った奇跡の目撃者たちの驚嘆と感謝の声が
木霊(こだま)のように鳴り響くのである。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-11-18 23:53:49] [修正:2010-11-18 23:53:49] [このレビューのURL]

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