タイガーマスクのレビュー
4点 マンモスマンさん
プロレスが好きなので読んでみましたが、地味。これに尽きる。
猪木&馬場がまだ日本プロレスにいた時代の話なので、パイルドライバーやジャーマンが超大技扱い。なので試合も地味です。プロレスに興味がない人は読まないほうが良いでしょう。
あとヒロインのルリ子さんに全く魅力がありません。自分の妄想だけで伊達直人=タイガーマスクだと決め付けて(それで正解なんだけど)、勝手に心配してきます。いまだにコナン=新一だと気付かない蘭ちゃんの方が良いよ。
ただしデスマッチのアイデアはすごい。『キン肉マン』であった水上ピラニアデスマッチ、クモの巣デスマッチ、はたまた魔方陣リングデスマッチなどは全て『タイガーマスク』が先にやってたのには驚きました。
最後は唐突に終わります。アニメ版のラスボス、タイガーザグレートが全く出てこないので一応ドリー・ファンクJrがラスボス扱い。ドリー・ファンクJr戦から結末までのなんともいえない悲壮感は素晴らしく、誰かに話したくなります。
好きなキャラクターは特になし
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[投稿:2012-02-02 02:22:22] [修正:2012-02-02 02:22:22] [このレビューのURL]
5点 torinokidさん
プロレス自体の求心力がなくなった現在では
まあ箸にも棒にもかからん作品だわな。
当時は充分ワクワクドキドキできたんだけどね。
ネタマンガとしての評価はある意味極上。
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[投稿:2011-06-10 14:15:41] [修正:2013-10-25 17:24:14] [このレビューのURL]
3点 enodenboyさん
梶原一騎の原作で、知名度の点において「巨人の星」「あしたのジョー」となんら遜色ない本作だが、「巨人の星」「あしたのジョー」が漫画史上に残る傑作なのに対して、本作は?マークを付けざるを得ない。
プロレスに対する幻想がなくなった現代という状況を差し引いても、抑揚のないストーリーと唐突なラストには、いったいどう反応すればよいのかとまどいを感じる。
敵レスラーも微妙に破天荒で微妙にリアル。実名での登場が多いのだが、それもやはり中途半端。花形、左門、伴、力石、カーロス、ホセのようなキャラクター性も皆無。
結局、現実の佐山が虚構のヒーローを超えたとんでもない存在だったということの確認用にしかならなかった。
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[投稿:2011-06-07 01:04:58] [修正:2011-06-07 01:04:58] [このレビューのURL]
5点 ガクちゃんさん
当時としてはとても絵がていねいで描き込まれていると感じていた。プロレスの存在がきっちり確立されたいた良き時代とタイアップした秀作だと思う。
今、読むとそりゃ古臭いし、現実に登場した佐山聡は漫画もアニメも超えた動きをするしで、あまり評価されることもなくなってしまったのだろうが。
ギミックのオンパレードで、しかも実在のプロレスラーの比率がアニメよりも多い。
決定的に違うのはラスト。
賛否両論間違いなし。
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[投稿:2009-04-18 01:20:52] [修正:2009-04-18 01:20:52] [このレビューのURL]
5点 まれらさん
若干低年齢向けに感じる部分もあるが、プロレスが熱かった当時を疑似体験できる。とんでもない悪役やデスマッチのオンパレードはキッチュな魅力大爆発で、プロレスがスポーツや格闘技の威を借ることなく、ただ「プロレス」として存在できた時代を感じる。
特筆すべきは実社会に与えた影響だが、40年も前の漫画のキャラクターが今でも普通に現実のリングに立っているのを見ると、本当に凄かったのだとしみじみ思う。プロレスファン・格闘技ファンならずとも一度は読んでおきたい作品である。
試合描写や技が古びてしまうのは致し方ないところだが、元気がない今のプロレス界が忘れたパワーを再確認できる。
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[投稿:2007-12-14 20:56:59] [修正:2007-12-14 20:56:59] [このレビューのURL]
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