RAINBOW 二舎六房の七人のレビュー
6点 朔太さん
原作者安部譲二氏の昭和30年代回顧録といった感じです。
負けて終わった戦争の傷跡が残り、人々は貧しく社会は
混とんとしていました。
生き残った者たちは、ただその日その日を送っていくだけで、
辛く厳しい時代ということです。
一面で暴力か才覚でサバイバルに勝ち残り財をなし、
のし上った人物伝も聞く話ですが、一面で厳しく淘汰
された時代なのでしょう。
その多くの後者たちの中でも、絆とか友情とか仲間で生きる
希望を求める時代だったようにも思います。
原作者は、その時代の方が幸せなんじゃないか、と
問いかけているようにも思えます。
2003年から8年の連載で、全22巻の長編ではありましたが、
思いのほか単調な展開でした。
大人買いで全巻を読破しましたが、全編、同じトーンで
終始しましたので、最初の数巻でも良かったかと思います。
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[投稿:2018-01-27 06:25:18] [修正:2018-01-27 06:25:18] [このレビューのURL]
7点 レントロンさん
可もなく不可もなくですが、どちらかと言われれば楽しめたかな?
そんな感じのマンガでした。絵はいいです。
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[投稿:2012-02-09 17:46:40] [修正:2012-02-09 17:46:40] [このレビューのURL]
7点 abexturnerさん
男の友情が大好きな人に勧めたいです。
前半と後半で物語の方向性が結構変わります。
大きく分けると前半の少年院編と後半のそれぞれの人生探し編。
それぞれ違うベクトルで楽しめるので前半苦手な人も後半まで是非読んで頂きたいですね!
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[投稿:2012-01-27 12:47:34] [修正:2012-01-27 12:47:34] [このレビューのURL]
8点 落とし穴さん
戦後間もない日本で少年院という地獄に落ちてしまった7人の少年たちの友情の物語。
7人の少年たちが大人たちによってこれでもかってくらい不条理な扱いを受けます。でも、7人は互いを信じあい、互いのために命を張り、懸命に生きていきます。
やはり、この漫画は第1章が圧倒的に衝撃的で、残酷で、それでいてとても熱い。7人の友情が物語をかなり熱くし、かつ悪役が圧倒的に悪役を演じていて7人の友情をさらに印象的にしています。
しかし、第1章が衝撃的すぎて、面白過ぎて、第2章からが退屈に思えてしまいます。個人的にも初めは面白かったのは第1章とメグ関連の話のみであるという認識でした。
しかし、最近読み返してみるとそれぞれのキャラクターに愛着がわいたからかどの話もとても楽しんで読めました。
精神的にキツイ描写も多いですが、この漫画は2回以上は読んでもらいたいと思います。そこにはとてつもない感動が待っています。
個人的にはメグ編のヘイタイと、スッポンが好きなキャラですね。誰よりも仲間思いなスッポンには何度も泣かされそうになりました。
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[投稿:2011-08-30 21:57:14] [修正:2011-08-30 21:57:14] [このレビューのURL]
9点 Gutsさん
絵が上手い
絵の上手さによって内容も熱く感じとれる
二舎六房のみんなはみんな熱い
男の中の男
人によっては読みたくなくなってしまうような重い内容ですが
自分はとても面白く読めました
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2011-08-23 07:51:28] [修正:2011-08-23 07:51:28] [このレビューのURL]
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