70億の針のレビュー
4点 gundam22vさん
少女版寄生獣みたいな雰囲気は良かったのですが。全体的に力不足に思えました。とても読めない漫画ではないですが、引き込まれなかったというのが正直なところ。キャラの描き分けも乏しいのが気になってしまいました。
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[投稿:2017-04-19 21:00:26] [修正:2017-04-19 21:00:26] [このレビューのURL]
3点 DEIMOSさん
また異星人退治系SFか、とうんざりさせられる無難な作品。
書店で平積みにされていた1巻を見てなんとなく購入したのだが、ストーリーは寄生獣というかウルトラマンというか鉄腕バーディーというか、、、よくある異星人退治系のSF設定。
主人公が女性で、虚無感溢れる、というのは新しいが、いかんせん魅力あるキャラクターがいないのは致命的。特段技巧を凝らすこともなく、バーッと話を広げて、よくわからん形で終結させるのも、もはや見慣れた光景。
眺める分にはサラサラと読めて無難なSFとして楽しめるが、全く思い入れを抱けないので、直ぐに記憶から消失するだろう、と断言できる。事実、ブックオフの100円棚で本書は大量に溢れている。そんなに売れてないだろうに―。
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[投稿:2013-03-03 18:23:20] [修正:2013-03-03 18:23:20] [このレビューのURL]
5点 jdf54jさん
導入は寄生獣っぽいが、後半になってオリジナルの要素が増えてくる。
が、そのオリジナルの方も昔のSF論を聞かされてるみたいで
なんだかな、という印象。他人と関わりたくなかった主人公が
関わらなければならない状況に追い込まれる設定が良かったのに
結構最初の方で克服してしまい、魅力を失ってしまった。
全体とおして決してつまらないわけではわけじゃないんだけど。
ちなみにこの漫画の元となったSF小説に20億の針というのがある。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2012-04-09 09:45:58] [修正:2012-04-10 20:22:49] [このレビューのURL]
6点 bugbugさん
マンガの評価が上から順に
名作>良作>佳作>凡作>駄作 だとしたら
この作品は、名作になりそこねた佳作です。
いわゆるSFなんですが、オタク受けするような小難しい設定ではなく
「進化」というキーワードを軸にストーリーが展開し、SFは抽象的な表現にとどまる
(それが良いという人もいれば、悪いという人もいるだろうが)
主人公ヒカルが宇宙人を通して友人家族との交流を獲得していく様が本作のキモではないでしょうか。
4巻という短い巻数をどう考えるかにもよりますが
ここをしっかり描写できなかったことが、名作になり損ねた理由だと思います。
ラストにかけてはうるっとしないこともないですが、
孤独な少女の葛藤なり人と触れ合うことの喜びを丁寧に描写せず、
バトルというフィルターを通してしか描けていなかった。故に消化不良に陥る。
バトル描写が秀逸ならそれでもいいんですが、
アクションをそれほど描ける作家とは思えないんで、期待しないほうが
「他者との関わりを拒絶する少女が地球外生命体のせいで関わらざるを得なくなっていく」
というコンセプト・アイデアは非常によかったが、
全体として惜しい。そして次回作に期待したくなる作品だった。
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[投稿:2011-01-11 17:13:13] [修正:2011-01-11 17:22:57] [このレビューのURL]
6点 二軍Tシャツさん
最近3巻が出たばかり、この時点での感想と思ってください。
正直1、2巻は微妙で、「一般的には注目できる作品」のような、良作、されど傑作では無い感じがしてました。
このまま大して大きく取り上げられることなく終わりそうな予感というか・・・
しかし3巻、面白くなってきました。
2巻で一応の決着はついたように思えたのですが、ここから新展開が始まるようですね。
SFといっても、最近多い科学的な小難しい話では無く、「進化」という、良い意味で漠然としたテーマの上にある作品なので、普段あまりSFを読まない人でもとっつきやすいのではないでしょうか。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2009-10-31 19:26:15] [修正:2009-12-04 16:25:05] [このレビューのURL]
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