ホーム > 少年漫画 > 週刊少年チャンピオン > マリオネット師

6点(レビュー数:2人)

作者小山田いく

巻数11巻 (完結)

連載誌週刊少年チャンピオン:1987年~ / 秋田書店

更新時刻 2010-02-19 16:50:33

あらすじ スゴ腕のスリ師の少年が、操り人形を通じて人との関わりを深めていく。

シェア
Check

マリオネット師のレビュー

点数別:
1件~ 2件を表示/全2 件

6点 ankoさん

スリ技を仕込まれた主人公の更生と成長を通した青春もの。

デフォルメしたキャラやハートフルなストーリーに定評あった小山田先生が、新たな作風に挑まれた意欲作。

基本は一話完結から二?三週で一話完結する形。中盤の山場や最終盤などは更に多い週で盛り上げました。

設定的にアンダーグラウンドな流れで殺人事件なども多く起こりますが、絵のタッチも柔らかく、グロさはないのでご安心を。

ちょうど良い長さで過不足なく終わり、強烈なインパクトこそ残したりしませんが、読者を選ばない好作品ではないでしょうか。

連載当時は類似したタイプの少年漫画はなく、オリジナルティを感じられた作品でした。

ちなみに主人公はマリオネットを駆使して盗み、時に戦いますが、有名な某作品ほど破天荒、無理繰りではございません(笑)

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-10-25 07:36:52] [修正:2011-10-25 07:36:52] [このレビューのURL]

6点 s-fateさん

 たしか二巻ぐらいから、後の小山田さんの画風がほぼ固まった作品だったと思います。話はおおざっぱにいうと、医者の息子の主人公の九頭竜がグレてスリになるが冒頭で師匠が死に、そして人形劇団の人たちと出会い、徐々に裏家業から足を洗っていく話です。小山田さんも当時まだホラーサスペンス系には手を出していなかった頃なので、今までのラブコメ系とイメージと違い人が死ぬシーンが出てきて意外でした。
 画風、作風ともに変化が見られ、小山田さんの作品をその後も読み続けるかどうか分かれ道的な作品だと思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-06-22 16:37:53] [修正:2011-06-22 16:37:53] [このレビューのURL]


マリオネット師と同じ作者の漫画

小山田いくの情報をもっと見る

同年代の漫画

週刊少年チャンピオンの情報をもっと見る