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5.5点(レビュー数:2人)

作者手塚治虫

巻数4巻 (完結)

連載誌週刊少年チャンピオン:1982年~ / 秋田書店

更新時刻 2010-05-03 18:48:20

あらすじ 強国グロマンに支配される国ククリット
主人公であるエミヤはグロマン人であるが、友好の印にククリット人の王子と引き換えにククリット人として育てられた。
圧政に苦しむククリット人のためにエミヤは立ち上がるが、それを阻むのは本来ククリット人であるはずのグロマン王子。
剣と魔法のファンタジー冒険活劇
そしてこの二つの国しかない世界にはある重大な秘密があった。

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プライム・ローズのレビュー

点数別:
1件~ 2件を表示/全2 件

5点 s-fateさん

この作品は手塚さんが晩年に「甲冑少女もの」的なものに挑戦している、というところに驚きます。マンガのネタは手塚さんがすべてやりつくした、みたいな記事をエッセイとかで見かけますが、こんなジャンルまで手を出していたとは・・・。しかも時期的にもう年齢は50半ばくらいで。ここはすごいと思います。
ただ、肝心の作品のほうは、主人公がすごいオテンバで、剣の修行したり自分の生い立ちとかがわかったりで成長したかと思ったら、何かに憑りつかれたんじゃないかってくらい、もとのオテンバをさらに暴走させたようなキャラになって、話自体もなんかおかしな方向にいってしまいますので、5点といったところじゃないでしょうか。
しかし後半に出てくる馬に勃起するブンレツ君は少年誌ではちょっとマニアックすぎるキャラ付けだと思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-07-24 20:16:17] [修正:2010-07-24 20:16:17] [このレビューのURL]

6点 bugbugさん

主人公であるエミヤがまったく可愛くないことを除けば
少年漫画としての完成度はかなり高いと思います。
いや、というかこの作品の面白い点は
悪役の造形だったり、意外な伏線だったり、社会を風刺したような問題設定など
大人漫画的かもしれません
前半はファンタジー全開で、後半はハチャメチャSF
正直、展開に戸惑います

まぁとにかくラストのオチは認められません
おいそこの二人(エミヤに惚れている男)それでいいのか?本当にいいのか?おい

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-05-03 18:55:23] [修正:2010-05-03 18:57:43] [このレビューのURL]


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