あらすじ 人間界の常識では解決できないような不思議な事件が起こった時、妖怪ポストに助けを求める手紙を入れると、謎の少年・鬼太郎が現れて全てを解決してくれる。事件の大半は妖怪たちが引き起こしたもの。だがその背景には、自分たちの利益のため、ひっそりと棲んでいた妖怪の世界へと踏み込んで、自然を荒らした人間たちの姿があった…
備考
『墓場の鬼太郎』として連載開始され、1968年にテレビアニメ化に伴い『ゲゲゲの鬼太郎』に改題した。
その後も「週刊少年マガジン」だけではなく「たのしい幼稚園」「週刊少年サンデー」「漫画アクション」「コミックボンボン」など複数の出版社の誌面で連載され、複数回にわたってテレビアニメ化されている。
ゲゲゲの鬼太郎のレビュー
9点 そのばしのぎさん
油すましや塗り壁ってのは水木しげるオリジナルデザインなんですね。
妖怪を思い浮かべてすっかりああいったイメージが出てくるあたり、現代の鳥山石燕か柳田國男と言ってよいくらい偉大な人だと思う。
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[投稿:2010-10-03 23:20:59] [修正:2010-10-03 23:20:59] [このレビューのURL]
7点 ガクちゃんさん
コステロガーデンさんと同じく自分も小遣いで初めて買った本がこれだった。サンコミックス版で。
独特の雰囲気、世界観が確立されていて、雑誌の見開きかなんかで見た妖怪の村にあこがれを覚えた幼児体験が強烈で、今でも大好きな漫画である。
背景をつげ義春が描いていたことなどずっと後になってから知った。
自分としては「幽霊列車」がベスト。
「ほねつぼー、ほねつぼー」のコマが強烈で、模写をしたことがあるほど。
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[投稿:2009-02-08 22:00:00] [修正:2009-02-08 22:00:00] [このレビューのURL]
6点 コステロガーデンさん
妖怪マンガのパイオニア。
子供の頃、
はじめて自分の小遣いで買い揃えた漫画でした。
鬼太郎の性格は、
アニメの正統派な正義の味方のイメージとかなり違っており、
?タバコは吸うは、貧乏くさいは、
ひねくれているはで、とてもヒーローとは呼べませんが、
この人間くささがかえって魅力的だったりしました。
とんでもない変な妖怪や、
突っ込みたくる展開が独特で、
時には不快感をおよぼすような
不潔な内容も多々ありますが、
十分に引き込まれるほどの魅力ある作品として
私の心に息衝いています。
(今読むと微妙なので評価変更しました。)
◇この作品の個人的価値=全17巻で 5000円也。
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[投稿:2005-06-12 00:28:57] [修正:2005-07-03 22:34:29] [このレビューのURL]