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4点(レビュー数:2人)

作者柊あおい

巻数10巻 (完結)

連載誌りぼん:1985年~ / 集英社

更新時刻 2010-07-02 20:40:03

あらすじ 好きになっちゃいけない……でも気になる!! 親友・真理子と同じ人を好きになってしまった香澄は、どうしようもない想いを一人で抱えていた……。 

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星の瞳のシルエット のレビュー

点数別:
1件~ 2件を表示/全2 件

4点 こみっくはさん


当時の『りぼん』での人気はすごかったです。

少女向け純愛漫画。
主人公の香澄とヒーロー役である久住は最初から両想いなのに、香澄の友達の真理子が久住を好きという三角関係のためだけに、ここまで話が長くなっている。

その為中盤以降、香澄と久住がなかなかくっつかない展開にイライラさせられる部分も。そのダラダラの部分を真理子と日野のエピソードをもう少し裂いていたら良かったと思う。

香澄があまりにも何もしないので、周りのキャラクター達がいてこその物語。悩んでいる描写が長いが、ささいなことで前に進めないのも純粋な若者らしくていいかなぁ、とも思える。最後はみんなハッピーエンドになれて良かったです。

全体的には、優しくロマンチックであり、コミカルな部分も多い物語。
最近ではウケにくいタイプの主人公かもしれませんが、恋や友情を初めて考えるきっかけに、小学生の女の子におすすめです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-01-22 14:59:37] [修正:2011-01-22 14:59:37] [このレビューのURL]

4点 臼井健士さん

「250万の乙女の恋の教科書」なんてアオリが連載当時あったような気がします。
勿論、そこまでの作品ではありません。絵は中学生編は描きなれていない印象を受けましたが、高校生編に入ったら随分と安定するようになりました。
作者の初連載作品ということでストーリーも上手く消化しきれていない印象。
中学時代に香澄に告白した男が最後の最後でオマケみたいに登場したのには笑った。
真理子が日野と簡単にくっ付いてあれほど続いた問題がアッサリ解決って・・・・・。
そもそも久住がちゃんと香澄に最初から(昔、会った男だって)言っていたら、問題自体無かったはずだが。
中学時代は特に「乙女チック」路線が強すぎて読み辛いです。中学校の体育祭での香澄の久住に対する心情描写にそれが顕著。
高校に入ったら「年齢相応に」なって流石に乙女チック表現は抑えられましたが。

作者もわりかし早く「りぼん」を去りましたが、雑誌自体の幼児化の波を受けなかったのは幸いだったかも。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-07-16 06:31:05] [修正:2010-07-16 06:31:05] [このレビューのURL]


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