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5点(レビュー数:1人)

作者柊あおい

巻数7巻 (完結)

連載誌りぼん:1990年~ / 集英社

更新時刻 2010-12-05 00:19:12

あらすじ 結城琴子は、内気な性格の女の子。ひょんなことから知り合った霧島海くんという男の子のことが、妙に気になり始める。そんなある日、海が琴子に話しかけて来た。それ以来、何回か海と話をした琴子は、自分の海への思いが「恋」だということに気がつく。しかし、琴子の前に強力なライバル仁科響子が出現。琴子は響子から、「カイくんに近づかないで」と言われてしまう…。 

備考 文庫版が全4巻

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銀色のハーモニーのレビュー

点数別:
1件~ 1件を表示/全1 件

5点 臼井健士さん

「星の瞳のシルエット」の後に連載され、りぼんでの実質の作者の最後の連載作品と言ってよいもの。

画は前作から格段に進化して見易さに加えてシャープになった印象。
心情表現も前作が乙女チックが過剰だったのに対して、今作はさほどなので読みやすい。
幼い頃に出会った男の子との再会ネタでもなく、主人公の女の子の出生にも謎はなかった。
・・・・と思ったら、出生の謎は相手の男にあった(笑)。従姉弟同士って大した謎じゃないよね?
ただ無意味なキャラもいたような。ライバルの女の子と昔ピアノ教室で出会っていたその兄貴。
ライバルの女は1人で勝手に追いかけしてただけだし、その兄貴も結局のところ話に絡んでこなかった。
後にジブリ原作の「耳をすませば」を描くことになるが、幼児化路線に巻き込まれずに済んだとはいえ、もう下り坂ですな。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-12-05 00:20:26] [修正:2010-12-05 00:20:26] [このレビューのURL]


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