ドカベンのレビュー
9点 朔太さん
野球少年は必ず読んでいた少年漫画の金字塔の一つ。
第一巻の表紙絵を見て分かるように、ドカベンは当初その体格ゆえに、柔道しかできない少年
であった。明訓高校野球部の岩鬼、殿馬、微笑三太郎、ドカベン、里中のスーパースター達も
登場当初は皆、体格やキャラでコンプレックスやハンデを持っていた。
どこにでもいる少年達が、野球脳を駆使して、不知火ら野球エリートを倒していく
痛快さがたまらなかった。
水島漫画の素晴らしいところは、敵キャラが一様ではなく、やはり体格ハンデのある敵など
様々なアイデアを駆使してくるところ。
健全な少年育成、日本の漫画文化や野球文化への貢献は計り知れないぐらい影響力を持った
作品と言わざるを得ない。
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[投稿:2016-02-24 03:09:12] [修正:2016-02-24 03:09:12] [このレビューのURL]
7点 プリさん
子供の頃に読んでみてかなり面白かったです。
プロ野球編は読んでいませんが・・。
里中、殿馬、岩鬼・・味方のキャラクターも面白いし
ライバル達も強烈です。
主人公の山田太郎が主人公らしくなく、味方の良さを
引き出す素晴らしい人柄なのも好み。
殿馬と微笑三太郎というサブキャラが結構好きでした。
昔の漫画ですが今読んでもこの面白さは
変わらないんじゃないかな、と思うので、
昔の漫画でとにかく面白い名作を物色されている方に
おすすめします!
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[投稿:2014-03-29 19:08:54] [修正:2014-03-29 19:10:34] [このレビューのURL]
4点 torinokidさん
大長編野球漫画の代名詞的作品。
子供の頃に飽きるほど読んで、本当に飽きてしまったマンガ。
個人的には常勝期間が長過ぎてだんだん興味が失せていった。
しかし途中から山田君は本当に喋らなくなったなあ。
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[投稿:2012-02-22 17:52:17] [修正:2012-02-22 17:52:17] [このレビューのURL]
8点 マンモスマンさん
序盤の柔道編や空手家との対決などは読むのがしんどいが、野球が始まれば(7巻から中学野球編)夢中で読み続けてしまう。野球漫画にするつもりなのにわざと最初は柔道漫画で始めたらしいですが。
剛速球ピッチャーの不知火や土門、片手でホームランを打つ怪力の雲竜など強豪ひしめく神奈川県予選を勝ち進み甲子園へ。しかし全国にはさらなる強豪たちが待ち構えている。切れ味抜群のフォークの使い手・緒方、鳴門の牙・犬飼小次郎と弟の武蔵、全てが謎に包まれた弁慶高校などなど。
個人的ベストバウトは2年目春の甲子園決勝のvs土佐丸高校戦。たぶんほとんどの人がベストバウトに挙げるでしょう。岩鬼・里中・殿馬らの過去が明らかになる熱い試合。(ちなみに2位は2年目秋の大会・神奈川県予選準決勝のvs白新高校戦)
他の野球漫画と違うところは、強いライバルだけでなくアイデア勝負のユニークな高校も多々あるところ。とてつもなく弱いのに相手高校の暴力事件や集団食中毒などの不戦勝だけで勝ち上がってきた南海高校や、わざとダラダラと試合時間を延ばして夕暮れで暗くなってきた途端に猛攻を仕掛けるBT学園など。
続編の『大甲子園』のために3年目夏の甲子園の前に終わるのもなんか良い。
ちなみに一番好きなキャラクターは殿馬
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[投稿:2011-11-16 21:02:29] [修正:2011-11-16 21:14:53] [このレビューのURL]
7点 rさん
破天荒ながらも野球の技術やルールをうまく取り入れているのが良い。リアリティお構いなしでOKなら問題なし。
(殿馬バントなんて気軽にやってるように見せてるけど絶対無理。)
野球編になってからは野球以外のドラマが少なくやや無機質な感じもする。
高校に入ると即4番キャッチャー、など端折りすぎてる感じも。
岩鬼はいい奴なんだけどうざったさが目に余る。
こんな奴がいてもいいとは思うが。
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[投稿:2010-08-28 17:25:36] [修正:2010-08-28 17:25:36] [このレビューのURL]
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