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5点(レビュー数:1人)

作者竹本泉

巻数6巻 (完結)

連載誌コミックビーム:2010年~ / エンターブレイン

更新時刻 2011-03-26 23:17:51

あらすじ 舞台は聖林檎楽園学園と呼ばれる高校。その手の本が色々ある「第2図書館」で、妙な本が好きな山嶺と変な本が好きな辻島は偶然出会う。すぐ意気投合し親しくなる2人だが、会話するうちにおかしな事に気づく。同じ本を読んだはずなのに、その内容が大きく食い違っているのだ。いぶかる2人に、1匹の赤猫が何かを訴えるように鳴きかける。その赤猫に飛びかかられた辻島は、突然人格が変わったように喋り始め、山嶺に「本を助ける仕事をさせてやる」と持ちかける。辻島が山嶺の手を握ったままもう一方の手で本に触れた瞬間、そこはもう日常の世界ではなかった。(wikipedia)

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あかねこの悪魔のレビュー

点数別:
1件~ 1件を表示/全1 件

5点 ITSUKIさん

本の中身が紙魚に食べられ、ストーリーが変わってしまうのを防ぐ為、「つじつまの悪魔」と共に本の中へ行って紙魚を捕まえたりする話。
なんだかあらすじだけ文字にすると「月光条例」と似てる感じがしますね。
とはいえあっちは藤田先生の世界で、こっちは竹本先生の世界なので全く雰囲気は異なります。

話の「つじつま」がキーワードとなっていますが、設定が変に凝っていまいちピンときませんでした。(まぁ、わからなくても楽しめるかもですが)
つじつまが辻島にとりついた時のかき分けがわかりづらかったりも感じましたし、最初の設定をもう少し詰めれば良かったのになあと。
あ、でも二巻から出てきたもう一人のつじつま憑きの子、五月が可愛くて好きです。

作者もあとがきでセルフツッコミしてますが、背景やコマ割りの似てるカットの多いこと多いこと。手抜きというよりむしろそれを通り越して水戸黄門のような安定感を感じます。
本の中の話は当然それぞれ違う世界にいきますが、その他学園内の描写は描かれる場面がかなり偏ってます。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-03-28 23:23:09] [修正:2011-03-28 23:23:09] [このレビューのURL]


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