ヒナまつりのレビュー
8点 Leonさん
ヤクザと超能力の掛け合わせは最後まで微妙だったけど、
瞳がバーテンダーになる回から加速度的に面白くなっていった。
登場人物のダメっぷりやえげつない人間関係が非常に面白い。
瞳が自分の意思とは関係なく成り上がる様とそれに伴う
登場人物のクズっぷりが特に凄かった。
また、メインが誰かでギャグの傾向が変わるのもよく、
ヒナ(中学生時代)はシュール、アンズはほっこりで、瞳は
巻き込まれ系ギャグと言った感じで序盤がつまらなくても
取っ掛かりが出来て最後まで楽しく読むことが出来た。
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[投稿:2021-03-03 04:54:55] [修正:2022-03-30 07:51:03] [このレビューのURL]
4点 gundam22vさん
シュール志向(?)なギャグ全般が寒かったです。絵も上手くないですし。暴力団関係は現実社会で批判が高まったことへの萎縮から完全に持て余していました。
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[投稿:2020-10-04 01:20:32] [修正:2020-10-04 01:20:32] [このレビューのURL]
7点 鋼鉄くらげさん
この作品の凄いところは、どう見ても出オチ、気まぐれ、思い付きみたいな感じで作った話でも、きちんとそれなりにいい感じな話にまとめ上げて、なおかつそれを次の面白エピソードの繋ぎへと変えてしまう点にあると思っていて、そしてその集大成と言えるのが、どう見ても出オチの思い付きとしか思えなかった1巻1話のエピソードを、最後には感動の大団円にまとめ上げてしまったという、その強引なまでの力技には正直感服せざるを得ない気持ちになりました。
それにしても、気が付いたら10年近い付き合いとなったこの作品なんですが、その中でも特に印象に残っているエピソードは1巻5話の釣りのエピソードです。(確か)アニメにもならなかった何てことないエピソードなんですが、自分はこの何てことなさが物凄い好きというか、このどうでもいいような話に作者の物語作りのスタンスが現れているような気がして、今でも凄く気に入っています。
なお、点数に関してはところどころ8点以上のお気に入りエピソードがあるものの、全体的には結構な振れ幅があったので、この点数を付けました。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2020-10-03 18:48:08] [修正:2020-10-03 18:48:08] [このレビューのURL]
7点 s-fateさん
久しぶりに声が出てしまう笑いが出てしまいました。まず世界観がおかしい。ヤクザと異能少女という組み合わせ。そして少女がいた組織はオーバーテクノロジーを持っていながら残念な結果しかもたらさない。読んでいくうちにタイトルすら「まつりって何だよ」とじわじわ笑いがこみ上げる。実は笑いの裏にはいくつもの影があるのでそのギャップが笑いをブーストアップしているような気がします。個人的には決してイケイケではない主人公のヤクザがテレビの取材内容を捏造されて当代一の鬼畜ヤクザにデッチあげられる回が一番笑いました。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2016-11-03 10:51:28] [修正:2016-11-03 10:51:28] [このレビューのURL]
8点 Scroogeさん
ヤクザ、超能力者といった社会からやや外れた人たちの日常をユーモラスに描いた漫画。
パッと見は地味だがやってる事は非常に高度。
作中の登場人物は誰しも実に人間らしい。
彼らには彼らの事情があり、仲間同士で配慮しつつもあくまで身勝手に振る舞っている。
当人たちは大まじめだし、何もおかしな事はしていないのに、
それを外から眺めると大爆笑になってしまう。
コマ割りやセリフの整理も行き届き漫画として無駄なところがない。
ストーリー的には良い話の裏側のクソ話が多い。
例えば、ずっと友達だよと言いながらしれっと裏切って
裏切りで得た余裕を使いその友達を助けるといったイメージ。
毎回で主人公を変えるショート形式で、どこから読んでも大丈夫。
だが気に入ったなら最初から読んでみるのがオススメ。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2016-07-25 08:58:02] [修正:2016-07-25 09:02:46] [このレビューのURL]
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