ホーム > 青年漫画 > 週刊ヤングサンデー > 殺し屋1(イチ)

6.8点(レビュー数:51人)

作者山本英夫

巻数10巻 (完結)

連載誌週刊ヤングサンデー:1997年~ / 小学館

更新時刻 2010-05-23 09:26:19

あらすじ 舞台は新宿歌舞伎町。気弱で泣き虫だけど特製スーツに身を纏うと殺戮マシーンに変化するイチは、残忍で究極のマゾヒストである安生組の若頭・垣原との抗争に巻き込まれるのだが・・・。

備考 読者に「痛み」を感じさせるような意図的な暴力描写と異常な性癖の登場人物達が特徴。

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殺し屋1(イチ)のレビュー

点数別:
1件~ 5件を表示/全48 件

8点 リヴィエラさん

死は絶望か、それとも希望か。読み終わった後吐き気を催す嫌悪感と希望が見える真の問題作。そして究極のラブストーリー

これはただのSM変態漫画なだけではない。
この漫画で起きていることは人間が考える動物であるからこそ起きる、まさに生きている証しなのだ。

SMも人体改造も同属嫌悪も死姦もどれもグロテスクだが人間の根底にある部分をさらけ出し人間であるからこそ、その衝動に駆られる。
確かにこのような部分は苦手な人が多いだろう。しかし確実にこのような世界も存在するのである(実際自分も人体改造系のペニスカット・異物挿入などは見たことがある)
決して気分のいいものではないことも確かだが、それを盛り超えたとき何かしら得る物があるに違いない。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2007-06-06 00:38:03] [修正:2010-07-12 13:33:13] [このレビューのURL]

7点 doneさん

漫画だから読めた本当のSM。
なんというか不覚にも萌えてしまう要素が
そこかしこにあるのは自分も性的におかしいのか
それとも人間誰しもSM素養をもっているということかなぁ
と思いました。


ナイスレビュー: 1

[投稿:2007-01-20 19:47:52] [修正:2007-01-20 19:47:52] [このレビューのURL]

7点 Leonさん

とにかく「痛み」の表現が凄まじ過ぎて怖さが伝わってくる。
ラストの1と垣原の狂人同士の戦闘は手に汗を握るくらい
面白い。「ホムンクルス」は後半から失速したけど、
こちらは最後まで勢いを保ったまま終われたのは良かった。
ただエログロが凄まじいので子供には見せられないか。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2022-09-19 20:02:48] [修正:2022-09-19 20:02:48] [このレビューのURL]

7点 フィロさん

泣き虫で気が弱いのに潜在的Sの殺し屋イチと、 どMゆえに痛みに強く嗜虐性のあるヤクザ垣原が徐々に接近していくバトル漫画……ではなく、愛の漫画です。

すべての人を冷徹に駒とみなすジジイを黒幕として進んでいく話には、サスペンス要素があり面白かったです。
殺し屋のお話なので残酷に人が殺されるシーンが多いのですが、むしろ一筋縄ではいかない人の心理について色々考えさせられる部分がありました。
人の見ちゃいけないところを覗き見ているような背徳感に、お前はどうなんだ?と何か突きつけられているような気さえしました。

究極のSとMの邂逅というのを疑似体験できた気分でした。垣原のキャラが際立っていて最高。少しひねくれたものが好きな人にはオススメの漫画です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2017-03-25 21:34:24] [修正:2017-03-25 21:34:24] [このレビューのURL]

7点 fooさん

ど変態
とくにリョナ要素が強いですかね
あとドMの向こう側?

漫画なのはわかってるんですが、妙な説得力がありました。
新宿ってこわいなーとか、ドMの求めている事とか、

クライマックス面白かったです!
一気に夢中で読んでしまった

ナイスレビュー: 0

[投稿:2013-09-29 22:52:46] [修正:2013-09-29 22:52:46] [このレビューのURL]

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