「south」さんのページ

総レビュー数: 24レビュー(全て表示) 最終投稿: 2008年05月13日

(5巻まで読了)
青年誌での連載でもそれほど違和感が無さそうな内容。
少女漫画だということで敬遠せずに読んでみて欲しい。

キャラの心理描写が非常に上手く面白い。
少女漫画を読んでいると男があまりにも完璧で悟りすぎていて「そんな男いないって・・・」と突っ込まずにはいられないような演出が頻出するがこの作品には殆どといっていいほど無い。むしろ男の欲望を暴走させ気味な嫌いさえある(鼻血出しすぎです)。

桃井(入れ替わり後は上原)の性格がわがまますぎて魅力的なキャラに見えないので作品に今一つのめり込めない。

話の締め方が非常に難しそうな展開になってきている。
最終的な評価はそれによって大きく変化しそう。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2008-05-15 03:21:48] [修正:2008-05-15 03:21:48] [このレビューのURL]

わりと安心して楽しめます。
常に倹約や金儲けのことしか頭に無い主人公に周りの人々が振り回されたり逆に振り回したり・・・面白いです。

気になるのはこの人の作品、真性の愚か者がよく出てくることですね。
この作品だと家が貧乏だとわかってるのに貯金全部怪しげな美術品につぎ込んじゃう母親。
しかも懲りない。
これを笑い飛ばせるか少し受け入れ難いと感じるかで
楽しめるかどうか結構変わってくるのではないかと思います。

恋愛やヒューマンドラマといった要素を期待する方にはお勧めしません。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-04-04 19:46:36] [修正:2009-04-04 19:46:36] [このレビューのURL]

(10巻まで読了)
絵は魅力的で設定や伏線も興味を引かれるものがあるのだが今一つ作品として惹きつけられるものが無い。

扱うテーマが人の生死や過去のトラウマなど結構重いものがあり、登場する能力者たちも強烈な個性をもつ者が多いのだがどうにも印象が薄い。恐らく人物の性格や事情の描写がそれほど深く掘り下げられていないのが原因ではないだろうか。絵も上手いとは思わせるのだがここぞというときの場面では物足りず、読み手にグッと迫ってくるようなコマが無い。

読んでいて面白いのだが続きがそれほど気にならない、そんな作品。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-05-27 08:37:38] [修正:2008-05-27 08:37:38] [このレビューのURL]

扱う料理に身近なものが多いので美味しそうな絵とあいまって読んでいるうちに実際に食べたくなってくる。

毎回の流れが料理にまつわるトラブル発生→料理で決着でストーリー性は殆ど無いが、料理に関連した描写だけならば十分良作の部類に入ると思う。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-05-15 06:10:42] [修正:2008-05-15 06:10:42] [このレビューのURL]

タイトルから予想していたスポーツ漫画として剣道を扱った作品ではなかった。
部活としての剣道を軸として集まった高校生のほのぼのとした青春を描いた作品という感じ。

各人が剣道を通して少しずつ成長していく様を可愛らしい絵柄とギャグ・シリアスを織り交ぜたストーリーで上手く表現しているので読んでいてほっとする。

剣道の試合の様子を思い切って短くしているのがストーリーの進行に水を差さず好感触。

それほど続きが気になる作品というわけではないが時間がある人ならば読んでみて損はしない作品だと思う。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-05-13 10:16:24] [修正:2008-05-13 10:16:24] [このレビューのURL]

高い画力で魅せる試合の描写が面白い。
トンデモな技や戦術が頻出するがそれもまた魅力の一つ。

敵側だけでなく味方側にも多数の魅力的なプレーヤーが揃っているためなかなか飽きが来ない。

久保嘉晴関連のストーリーはサッカーが好きだというキャラクターの想いがよく伝わってきて感動した。

田仲と一美のラブストーリーを物語を主軸の一つに置いているようだが正直陳腐で余分に思える。
一美にあまり魅力が感じられないのが原因の一つだろうか。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-05-13 06:13:23] [修正:2008-05-13 06:13:23] [このレビューのURL]

(8巻まで読了)
絵が非常に上手く、特に戦闘シーンでの描写は緊迫感がある。

話の展開がかなり温い。主人公兄弟(特に弟)が無茶苦茶やるのだがなんだかんだで生き残ってしまう展開が何度も続く。
幕末を舞台にしている筈なのに登場人物たちの考え方がかなり現代に近く、時代小説や大河ドラマが好きな人には恐らく物足りない可能性が高い。

ストーリーを楽しむというよりキャラクターが活躍するのを楽しむ漫画という感じ。少なくとも本格時代劇漫画とは言えないだろう。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-05-22 16:18:08] [修正:2008-05-22 16:18:08] [このレビューのURL]

4点 B.B.Joker

クセのあるキャラ(美形だがどこか抜けている男、女顔に悩む少年、何を考えているのか分からない彼氏とそれに悩む彼女、謎の生物etc)が織り成す4コマ漫画。

単発ネタは少なく設定付けが既になされているネタが中心なので気に入った設定があれば安定して笑えるのが良いところ。

ネタ切れ・描き手の能力不足からか分かりづらい・面白くないネタが随所に見受けられるのが残念。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-05-13 04:38:38] [修正:2008-05-13 19:11:15] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

試合の面白さは相変わらずのシュート!の第三作。

個人的に今作で光っていたと思われるのが掛川高主将の神谷。
普段はわがままでちょっと抜けているが試合になると正確なゲームメイクとスルーパスで圧倒的な存在感を放つ魅力的なキャラクターです。

主人公の田仲が修得するファントムドリブルの謎の解明が次作に持ち越されてしまったのが残念。

田仲と一美の恋物語も陳腐さに拍車がかかっています。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-05-13 06:38:47] [修正:2008-05-13 06:38:47] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

サッカー大好き少年のトシ、天才的な才能を持つために傲慢だった和広、スポーツに興味を持たない不良少年の健二がどのようにして結びついたかが描かれたシュート!の第二作。

掛西中トリオの絆を確認できたり、今作のみのキャラのストーリーがあったり、次作への伏線ありと全五巻にしては非常に濃いストーリーとなっている。

前作シュート!で久保が初めて見出したはずのトシの「幻の左」が決め技として使われている点が前作を読んだものとしては不満が残る(作中で単なるまぐれであると説明はされているものの前作で左足でのシュートに対する掛西中トリオの反応を見る限り、やはり不自然さが拭いきれない)。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-05-13 06:24:38] [修正:2008-05-13 06:32:56] [このレビューのURL]