「kenken」さんのページ

総レビュー数: 200レビュー(全て表示) 最終投稿: 2008年07月14日

[ネタバレあり]

「真悟」が始めて誕生するシーンはかなりの名シーン
誕生まで結構引っ張ってた分感動もひとしお
最後は少し尻すぼみだが、ピーク時のテンションはかなりのもの

あとやっぱり楳図かずおの描く少女は可愛い

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-07-15 00:14:44] [修正:2008-07-15 00:14:44] [このレビューのURL]

武将たちも魅力ではあるが、なにより馬の描き方に仰天した
一頭一頭が生きているかのような絵、目常に血走って体には血管が何本も走っている勢い。生き生きしすぎて今にも血管が破裂しそう。赤兎馬なんて噛み付き攻撃とかしてたし

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-07-14 18:30:56] [修正:2008-07-14 18:30:56] [このレビューのURL]

ゲゲゲかと思って読んで怖かったのが懐かしい
鬼太郎ファミリーは出てこないし、鬼太郎は醜いし、強欲で喫煙者の人殺しだし、ねずみ男は卑怯通り越して悪辣だし…後で知ったがこっちが原点だったのか

不思議な雰囲気で物語が進行する。「妖怪退治して解決」ではない
一つのエピソードが解決しない内に次の事件が起こり、それにとりかかっている内にポロっと前のエピソードが解決したり、いくつもエピソードが同時進行したり、結局何も解決しなかったり
マーブルとかのアメコミに近いかも

なかなかの傑作です

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-07-14 18:21:17] [修正:2008-07-14 18:21:17] [このレビューのURL]

8点 奇子

[ネタバレあり]

ドロドロの極み
近親相姦の末に生まれた奇子とそれを取り巻く人々の話
横溝正史の小説に出てきそうな閉鎖的な田舎が舞台

穴蔵の中で異様に美しく育った奇子、けれどそれと引き換えに社会性は根こそぎ奪われてしまう
中身は子供だがセックスアピールの塊の様な奇子に惹かれていく男たち。兄弟、親戚関係なく奇子とやりたがっているから凄い、そして怖い作品



ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-07-14 15:37:33] [修正:2008-07-14 15:37:33] [このレビューのURL]

8点 アカギ

華麗に凡才を蹴散らしていくアカギはやっぱりかっこいい
若干反則入っていてもいい。「アカギだから」で解決してしまう

他の福本漫画の主人公にある人間味が一切ないアカギ(天では丸くなってたけど)
こんな奴と命の賭けしなきゃならん敵が逆に哀れになる

宿敵である鷲巣が他のボスジジイに比べて唯のラッキーマンにしか思えないのが残念

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-07-14 01:55:07] [修正:2008-07-14 01:55:07] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

読んだ直後は気分悪くなって、「二度と読みたくない。親に見つかる前に押入れの奥にしまおう」という印象だった

でもなぜか読み返したくなった
いつのまにか本棚の一番取りやすい位置に格上げ。気づけば病みつきでした

とにかく正常な登場人物が少なすぎる。いても早々に退場。やっぱこの漫画の世界じゃ常人は物語のアクセント、暴力の対象物にしかなれないしね
主人公からラスボスも変態ばっか。というか主人公が一番ヤバイ
誰もイチの変態を完全に受け止めきれず肉片にされていく

絵はそこまで上手いわけではないが「痛み」を感じさせてくれる描写が魅力
いきなり序盤から「局部オトシマエ」や「リアル黒ひげ」「鈴木拷問」「セーラちゃんDV」等の連続暴力に「もうやめてえええ」と感じるだろう
でも読み進むうちにストーリーに引き込まれてグロは飾りになる
そしてラストの二重どんでん返しに二度びっくり(あの展開が読めた人はあんまいないと思う)
決して「グロだけ」漫画ではない(売りの一要素ではあるだろうが)

なんだかんだで今ではかなり好きな作品。未読の人にはオススメしたい
でも作中、女性が物以下の扱いを受けているシーンが多いのでそういうのが苦手な人は受け付けないかも

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-07-14 01:25:11] [修正:2008-07-14 01:25:11] [このレビューのURL]

123
次の10件>>