「desperado5」さんのページ
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9点 はじめの一歩
現在のマガジンを支えるスポーツ漫画の大作。
その魅力は、作者の知識に基づいたリアルな世界観や、
迫力のある試合描写、随所にちりばめられた笑いと感動は
もちろんですが、注目すべきは何より
愛すべき脇役達の存在だと思います。
実際、一歩の試合は展開が偏っているので、脇役たちの試合に
比べて面白くないという人も多数いるのではないでしょうか?
(個人的な見解ですけど、一歩は作中の人気キャラである
鷹村、宮田、間柴などのように、「減量」というボクシングにおいて
もっとも欠かすことのできない過酷な自己の葛藤が一切ないから
なのかもしれないです)
鷹村、伊達の世界戦、木村のタイトル挑戦など、
脇役たちが栄光を掴もうとする姿が非常に魅力的で、泣けます。
(青木のタイトル挑戦と最近の鷹村の防衛戦は笑うためのものですけど)
ただ、脇役たちの描写を細かくおこなっているために、
20年超というとてつもなく長い連載となってしまったことも確かです。
この連載期間の長さをどう捉えるかは、読者個人の問題ですね。
個人的には、72〜74巻の間柴vs沢村戦以降、読んだ後に
興奮の冷めない試合はほとんどなくなってしまい、
画質も81巻の一歩vsゲドー戦から、
好みから外れていっていると感じてます。
マガジン誌上での休載の多さと、
1つの話のページの少なさも今後解決すべき問題ですね。
また、作中名勝負として挙げられるのも、
ほとんどが物語中盤(56巻まで)までにあるものばかり。
(個人的には後半の一歩vs武戦も好きです)
作者の画力は上がっているはずなので、今後の内容に期待しましょう。
気づいてみれば、批判ばかり書いてしまいましたが、
この作品が高評価であることは間違いないです。
つい批判を漏らしてしまうのも、
作品をこよなく愛するがゆえだと解釈していただきたいです。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2009-05-28 19:47:44] [修正:2009-06-30 19:16:41] [このレビューのURL]
9点 からくりサーカス
最初にサンデーの誌面で見た時は、その特徴的な絵に、距離を置いてしまいましたが、
読んでみると、ストーリーの素晴らしさに画のことなんか忘れてしまいました。
作品全体のインパクトの強さで、ストーリーの矛盾などの欠点も忘れてしまいました。
確実に自分の中でのマンガの観点を変えた作品です。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2009-05-28 20:49:43] [修正:2009-05-29 13:35:22] [このレビューのURL]
熱いバトルに魅かれる自分にとって、京都編までなら9点。
人誅編は、個人的にあまり好きではなく、
ほとんど読み返さない、というか読み返したくないのだが、
主人公を語るためにはどうしても必要な部分。
あまり全体の評価を下げてはいけないと思い、この点数。
人誅編に京都編のような勢いと魅力的な新キャラがほしかった・・・。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2009-06-29 16:04:06] [修正:2009-06-29 16:04:17] [このレビューのURL]
8点 アイシールド21
とうとう終わってしまいましたね。
この作品は自分のお気に入りでした。
スポーツ漫画における重要なポイントとして
「いかにプレーをわかりやすく描き、魅せることができるか」
ということが挙げられると思いますが、この点では、とくに「魅せる」
という点ではこの作品に勝てるスポーツ漫画はそうはないと思います
(とくに関東大会準決勝の泥門vs王城戦までは非常に魅せる漫画だと断言できる)
アメリカンフットボールという日本にはなじみのないスポーツを
少年たちに浸透させた功績は大きいでしょう。
セナをはじめ、蛭魔や阿含、進、キッドといったキャラクターも魅力的でした。
ただ、やはりクリスマスボウルの泥門vs帝黒戦
(厳しく言うと関東大会決勝の泥門vs白秋戦)から、
試合の迫力、臨場感が欠け、作品本来の持ち味が薄れて
いったところはマイナス評価です。9点→8点に降格です。
最後の世界大会においては、なくてもよかった、
いや、ないほうがよかったといえる内容でした。
キャラクターに惚れてた自分にとっては連載が続くことに対する
嬉しさもありましたが、内容がひどかったです。
最終回のエピソードとして大学での様子が描かれていますが、
最京大が強すぎる気がしてなりません(笑)
あのメンツ(蛭魔、阿含、大和、鷹、赤羽、一休、番場、十文字)
は反則でしょう。どう攻略すればいいんだ!
セナの走テクニックで蹴散らす以外に思いつきません(笑)
まあそれは個人的な話だから置いといて・・・
とにかくこの作品は21世紀におけるジャンプのスポーツ漫画の
代表格だと思うし、連載終了時点までジャンプのスポーツ漫画の
看板であり続けたことは高評価に値すると思います。
作者の画力は秀逸なので、次回作が楽しみです。
最後に超個人的な話ですが、
「アイシールド21」が終了し、ジャンプにおけるスポーツ漫画は
バスケ漫画2作品となってしまいました。
かつて伝説の「SLUM DUNK」が君臨したジャンプで、
残されたバスケ漫画2つは生き残ることができるのか。
ジャンプ誌上でスポーツ漫画が途絶えないことを祈ってます。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2009-05-29 13:02:07] [修正:2009-06-18 13:07:25] [このレビューのURL]
8点 史上最強の弟子 ケンイチ
設定は完全な格闘漫画なのに、戦闘もかなりの描写なのに、
すごくよみやすく、温かな空気を保った漫画だと思います。
この作品の画質による影響が大きいと思いますが、
キャラが面白いことも一因だと思います。
梁山泊の師匠たちの設定、キャラは作中最高の出来だと思います。
最初のころは、そのあまりにも人間離れした設定に、
たびたび笑わされてました。
(最近は、見慣れてきたうえに、主人公や味方・敵のレベルが
少し追いついてきたので微妙なところですが)
この漫画は、笑える格闘漫画です。
現在のYOMI編では、作者自身が進め方に迷っているのか、
ラグナレク編のころの勢いがないように感じます。
どう収拾をつけるのかがポイントだと思います。
今はこの点数ですが、終わり方次第では、−2点ぐらいします。
それぐらい、期待が大きい作品です。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2009-06-01 16:35:07] [修正:2009-06-01 16:35:07] [このレビューのURL]
8点 ダイヤのA
現在連載されている野球漫画では一番期待している作品。
今までの高校野球漫画とは、一線を画したもの。
自分は野球経験はありませんが、さまざまな場面で涙が目に溜まりました。
野球をやってる方なら、もっと評価が高くなること間違いなしだと思います。
野球漫画にありがちな魔球は一切なく、主人公が豪速球型の投手でないこと。
主人公が弱小校を救うエースとして強豪を倒し奇跡を起こすのではなく、
強豪校の新入部員として激しい練習のなかで逞しくなっていくスタンス。
この二つがこの作品の大きな特徴だと思います。
王道だと言えば王道かもしれませんが。
クリス先輩や宮内先輩など、3年でも1軍として陽の光を浴びる
ことのなかった人たちをきちんと描写しているところなど、
高校野球独特の選手の描写に素晴らしい点が満載です。
「はじめの一歩」とこの作品がなかったら、たぶん自分はマガジンを読んでないと思います。
(「一歩」は休載が多いので、さらに期待度大です。)
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2009-05-28 20:40:44] [修正:2009-05-29 13:52:22] [このレビューのURL]
7点 生徒会役員共
「はじめの一歩」が休載のときは、
これを読んで勝手に癒されてます。
「ゼロセン」と並んで、マガジン下ネタギャグの2大巨頭です。
4コマなので、こっちのほうが笑えます。
前作よりもはるかに良くなったと思いますし。
ネタ的に寿命が短い予感がしてならないですが、
前作はそんな予感を見事に裏切って6巻まで出しました。
今作も息長い作品になっていくことを祈ってます。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2009-05-29 14:13:25] [修正:2009-06-29 15:34:44] [このレビューのURL]
7点 MAJOR
さまざまな人間に影響を与えたという点で
高評価できる漫画ですが、
W杯編で燃え尽きた感があります。
この先はどうやってもネタ切れで、グダグダでしょう。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2009-06-02 18:54:09] [修正:2009-06-02 18:56:56] [このレビューのURL]
7点 Over Drive
この評価はあくまでこの作品の最大の特徴である
「熱さ」に圧倒され興奮した状態で勢い任せに読んだ時の評価です。
作者も勢いまかせで思いっきり描いている印象だったので、
読む側も勢いに乗ってババッと読んじゃいましょう。
エンディングがやや不満ですが、良作だと感じるはずです。
時間をかけて細かく読めば、5点評価かも・・・。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2009-05-29 19:09:24] [修正:2009-06-02 18:43:24] [このレビューのURL]
7点 ブレイク☆カフェ
普通に笑える話です。「笑えるマンガ」という
点では、自分の中ではトップクラスです。
絵が少し雑なこと、展開のマンネリ化が予想されること
が少し不安ですが、多少マンネリ化しようと
この作品は笑えます!!僕は好きです!!
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2009-05-29 18:42:27] [修正:2009-05-29 18:42:27] [このレビューのURL]