「done」さんのページ

総レビュー数: 122レビュー(全て表示) 最終投稿: 2005年06月21日

7点 QP

ヤンキーが大人になってしまったらどこへ向かうのかを
描いた名作。コンパクトな巻数に綺麗にまとまっていて
読みやすい。

高橋ヒロシ流のカッコイイヤンキー達。ヤンキーって
漫画の中ではかっこよく引退して働いて汗流してって
大人になってたけど、そうじゃなかった奴もいる。

人が歩く道は友情をもってしても容易く変えることが
できない。その強さがちょっとかっこいい。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-05-06 16:08:38] [修正:2009-05-06 16:08:38] [このレビューのURL]

ハートフル系?が好きな人なら点数が上がりそう。

絵柄をいくつか持っている作者ですがイラストタッチな
画面はあまり好みでなかったかな。
声を荒げるようなキャラクターがいない漫画ってちょっと
閉塞感を感じるんですよね…

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-05-06 15:58:29] [修正:2009-05-06 15:58:29] [このレビューのURL]

エッセイ漫画って結構好きです。
友達としゃべっている時のような気楽さで見れるのが
嬉しい。下世話だけど異常な個人攻撃とか無いし
電車とか病院の待ち時間で読むのが良いかと。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-05-06 04:06:14] [修正:2009-05-06 04:06:14] [このレビューのURL]

9点 BASARA

否応なしに泥を被って(被らされて)
生きなければならないキャラクター達の物語。
とにかく谷へ谷へ落としてはらはらさせるストーリー。
読んでいて圧倒的パワーに苦しくて堪らなかった凄い漫画です。

何が苦しいかというと生理的に苦しいというのでしょうか、
人の生き死にや性的な残酷さにまつわる穢れ(自分の中に
ある恐怖というか厭な事)がキャラクター達の過去未来に起こった事が悲しくて堪らない気持ちになります。

圧倒的な重量感で戦乱と愛情の形を描いた傑作です。ただ
読み返すのが辛い作品。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-05-06 03:52:49] [修正:2009-05-06 03:52:49] [このレビューのURL]

この先どんな結末が待っていても幸せと悲しみが
濁流となって迫ってくるだろうなぁという点で本当に
文句なしのマンガだと思います。


野球マンガを見ると野球したくなるという現象をまさか
演劇マンガで起こせるという奇跡を目にすることが出来て本当に
幸せです。


演劇中、1つの場面を表現するためのポーズ、表情のコマに
どのような解釈で(あるいは本人の今までの経験によって)
その姿勢、表情なのかをしっかり説明してくれるので、
演劇についてまったく知らなくても、演技の優劣、勝敗
のような部分を読者に提示することが出来た作者の腕に心底
惚れました。

更に大河的なストーリー、濃いキャラクター、緻密な作中劇が
あいまった凄まじい漫画。未読はもったいなさすぎです。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2009-05-06 03:34:35] [修正:2009-05-06 03:34:35] [このレビューのURL]

純粋な宇宙に対する夢と兄弟の絆が良い話なんだけど
まだぐっとこない作品です。


物語の構成力、絵の見易さはしっかりしているのですが、
自分自身の趣向として激しいあくの強いキャラクターが
活躍するような話がどうしても好きなので乗り切れませんでした。

自分勝手な使命感や万能感、野心や選民思想でついギラっと
しちゃうような人物を追う事が好きなので…

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-05-06 03:04:13] [修正:2009-05-06 03:04:13] [このレビューのURL]

努力の過程をすっ飛ばせるヤンキーマンガのスピード感と
主人公の好感度を軽視できるギャクマンガの設定が見事に
マッチした名作です。

この時代からすでに作者の下ネタ詩人ぶりは群を抜いています。
実はギャグ部分だけでなく台詞回しが実に綺麗。
絵も線、ベタ、トーン、コマ割が巧み。
更に強くてイケメンな敵キャラクターが味方になる展開
なんかも大得意なので、どこかで再評価が進めば読者層も
広がる可能性があるかも。

ギャグ強めとはいえ、根はヤンキーマンガなので
沢山のキャラクターが登場したので誰が強いか延々議論する
のも楽しい。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-05-06 02:42:04] [修正:2009-05-06 02:42:04] [このレビューのURL]