「tetsushiki」さんのページ

総レビュー数: 7レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年08月10日

9点 DEATH NOTE


【全巻読了】

映画も果たし、有名になった名作。

セリフ、心理描写のテキストがかなり多く、
「これ漫画か?」という声もあるが、(小説でもいいんじゃ?的な)
漫画として成功したのだから、これは漫画で良かったのだと思う。(結果論)

この作品は流し読みをしてはいけない。
正確に言うと、
1度目は流し読みでストーリー把握。
2度目はキラ目線で、自分なら何と切り返すか考える。
3度目はL(+α)目線で、?同上?。
そんな精読に耐えうる作品。

ただし、2部のクオリティは下がる。
1部の面白さはライトとLの腹の探りあいが激熱で、
「Lをどう殺すか」にあったと思うので、
ライトが受けに回り続ける2部は地味なのかもしれない。
なにより、2部はちょっと雑な印象。

何にせよ、読むべき作品。
辛らつな評価もあるようだが、間違いなく素晴らしい作品だと思う。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-08-13 00:30:50] [修正:2010-08-13 00:30:50] [このレビューのURL]


【全巻読了】

とにかく秀逸なギャグ漫画。

ワルモノに仲間がヒドイ目に遭わされ、

そのリベンジをする、という王道パターンがあり、

そのリベンジが本当に笑えるし、スカッとする。

今井が廃ビルに閉じこめられた話は何度読んでも笑える!!!

友情、愛情も描いており、

読んで損はない漫画。オススメ。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-08-08 15:51:46] [修正:2010-08-13 00:17:26] [このレビューのURL]


【全巻読了】

「んあ?」「なのね?」で有名なマキバオー。

最近の若い世代はマキバオーは知らないのだろうか。
競走馬の漫画で、マキバオーという馬(ロバ?)が活躍するスポ根溢れる漫画です。

マキバオーはサラブレッド界のみにくいあひるの子。……最終的に白鳥にならないからちょっと違うか。
ともかく、本名【うんこたれ蔵】っていうネーミングも今となってはかなり斬新です。キテル。

その【うんこたれ蔵】こと、【ミドリマキバオー】が宿敵カスケードや他の仲間と一緒に戦いながら友情を育みつつ、競走馬として成長していくハートフルストーリーです。
人間と馬が普通に会話するフランクな感じもGOODです。

何度もライバル馬たちと戦いながら成長をしていくマキバオー。
このライバル馬たちがまた魅力的。

【漆黒の帝王】カスケードはクール。そしてホット。最強であることの自負、その責任みたいな塊。見た目も格好いい。しかもツンデレ。そこに痺れるゥ、憧れるゥ!

【ピーター?の弟】アマゴワクチンは大人。あの漫画の精神的支柱だった気がする。人気も相当あったのではないだろうか。悲劇にも負けず、戦い続ける姿に感動を覚えました。素敵!

そして

【白い奇跡】ミドリマキバオー。その毛の色のとおり、純粋の塊。常に一生懸命で猪突猛進。普通、漫画においてこういうキャラって逆にキャラが薄くなるんですが(ワンピースのルフィや、ドラゴンボールのゴクウとか)、マキバオーは苦悩要素も持っているので、キャラがきちんと立っています。

【白い奇跡】が【漆黒の帝王】に向かっていく姿は感動です。

名セリフ。

「みんなには見えないの?忘れちゃったの?あの黒い風を!!これがカスケードだ!!」

このあたり号泣ポイントです。

ちなみに、2部構成になっていますが、2部から話がガラリと変わってしまいます。1部で終わっていれば、僕の漫画ベスト10入りしたかもしれない。

オススメ漫画。是非!!
※3巻くらいまでは絵も適当だし、話もあまり面白くないので注意(笑)

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-08-11 00:16:41] [修正:2010-08-11 00:28:12] [このレビューのURL]

【全巻読了】

前半は正直あまり面白くないが、
20巻を超えたあたり(ハドラー親衛隊)が出るあたりから急激に面白くなっていく。

僕の中で歴代ベスト1位の漫画。

この漫画の魅力は間違いなくキャラクター。

計算してつくられた個性じゃなく、
「一生懸命描いていたら
 キャラが一人歩きを始めちゃいました。」というような印象。

敵も味方も魅力的なキャラクターが満載。
僕のお気に入りはポップ。
賢者じゃなく、大魔道士のポップ。

弱くても、
地べたを這いずり回っても、
時に逃げ出しても、
何も分からなくても。

強くなろうとし、
立ち上がろうとし、
歯を食いしばって立ち向かい、
少しだけ何かを得る。

僕の永遠のヒーローポップ君。
彼の生き様こそ人間だと思う。

閃光のように、僕も生きたい。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2010-08-08 15:42:13] [修正:2010-08-10 01:32:21] [このレビューのURL]


【全巻読了】

この本を読んだら、ほとんどの人がワインを飲んでみたくなるのではないだろうか。

ワインに持つ様々なストーリーを登場キャラクターの人生に添わせてナチュラルに登場させる。

何よりも作者がワインを好きな気持ちが伝わってきて気持ちが良い。

また、作者は哲学(少なくとも言葉)が好きなようで
名言らしきものがチラホラ見受けられる。
絵はあまり巧くないけど、読んでいて勉強になる漫画。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-08-10 01:17:54] [修正:2010-08-10 01:17:54] [このレビューのURL]

7点 MONSTER


【全巻読了】

浦沢さんはこの作品からシリアス街道を走り出した。

この作品の特長は話の作り方と表情あたりか。

また、短い話の中に、一人ひとりを丁寧に描こうとしているのは伝わる。
時々ではあるが、お涙シーンの後に、そのキャラクターをあっさりと殺すところは浦沢ワールド。

最終巻のオチは賛否両論あるだろうが、(個人的には否)
それを補って余りある面白さだと思う。

伏線の回収だとか、目的だとかそんなところは評価の対象にはならない。
とにかく読者をグイグイ「引き込む」強さが尋常じゃない。
浦沢さんがやりたいのはそういうところなのだろうか。

ヨハン・リーベルトをネタにしたインパルスのネタも
今となっては懐かしい。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-08-10 01:09:53] [修正:2010-08-10 01:09:53] [このレビューのURL]

9点 SLAM DUNK


【全巻読了】

バスケ漫画のパイオニアで代表作。

当時、マイナーだったバスケットボールを題材にし、
ムーブメントを作り上げた価値のある作品。

表現の巧さやストーリーも秀逸だが、何よりもキャラクターが立っているところが素晴らしい。
漫画においてキャラクターの個性は
創るものじゃなくて、生まれるものなんだと思う。

本当に素晴らしい作品。

1点引いたのは、2部をやってくれないから。
期待して待っちゃうじゃんかよー。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-08-10 01:00:13] [修正:2010-08-10 01:00:13] [このレビューのURL]

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