「メカガメラ」さんのページ

総レビュー数: 13レビュー(全て表示) 最終投稿: 2011年01月07日

5点 ONE PIECE

あらかじめ断っておくが、今のジャンプの連載陣の中では頭一つ抜けるレベルだとは思っている。
だが、それが面白さに直結するとは限らない。

この作者の発想力は相当なものだと思うし、ここぞという時の盛り上がり方には目を見張るものがあるが、その長所をつぶす要素があまりにも多すぎる。

具体的には台詞の多さや無駄に濃すぎる脇役、あまりにも書き込まれすぎて見辛くなった背景や常に維持されている作品全体のハイテンションなどだろうか。

そしてこれらは全て尾田栄一郎の情熱の強さに起因している。
情熱ややる気があるというのは結構なことだが、それは過ぎればたちまち「自己満足」に裏返る。
尾田栄一郎のレベルの高さが、その「自己満足」を具現化するのに一役買っているのも厄介なところだろう。

そして戦争編を終えて確信したことだが、尾田栄一郎は大きなエピソードを終えるたびにより「自己満足」の側面を強くしていっているように見える。
今のジャンプの話にはもう俺にはついていけない。
尾田栄一郎は止まらない。

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[投稿:2011-02-09 12:00:02] [修正:2011-02-09 12:00:02] [このレビューのURL]

自分の中では、いまだにナンバー1の少年漫画。

小学生の頃に読めたのが幸いだったのだろうか、うしおととらの冒険に感情移入して読めることができた。
心の底から熱くなって、そして感動した。

だからこそ、最終決戦は心にぐっとくるものがあった。

まさに少年のために在る漫画といえるだろう。

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[投稿:2011-01-29 11:06:20] [修正:2011-01-29 11:06:20] [このレビューのURL]

思ったよりは評価が低くて驚いた。個人的にはかなり優れた作品だと思っているのだけど。

何が優れているって、やはり登場キャラクターの個性的な魅力だろう。これはるーみっく作品全般にいえることだが、それぞれのキャラに相当数のファンがつくほど、各キャラが個性的で魅力的なのだ。その中でも特にこの漫画は、呪泉郷による変身をはじめとするなんでもありの世界観のため、9割以上のキャラがアクの強い変人ばかりである。

また、これらのキャラクターがとてもパワフルで、この漫画の格闘アクションコメディというジャンルにこの上なく相性が良い。それぞれの欲望のままに好き勝手に乱闘する。
この作品は、「話のためにキャラが動く作品」ではなく、「キャラを活かす話を中心とした漫画」である。

まぁキャラのために話が進むので突っ込みどころは多いが、それも含めて一つのギャグとみればかなり楽しめると思う。

ただ、後半は少し長めのエピソードが多くなったり、たまに真面目なバトル漫画になるのは少し残念だったかも。

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[投稿:2011-01-07 12:10:48] [修正:2011-01-07 12:10:48] [このレビューのURL]

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