「polojo」さんのページ
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5点 GANTZ
パワードスーツ、武器、宇宙人、エロ、グロ・・・
中学生から高校生の少年たちが好きな要素がこれでもかというぐらいのSF漫画です。メカニックのデザインはなかなかかっこよく、宇宙人のキャラクターや設定も個性がたっています。
戦闘の展開は面白いです。どの戦いにも絶望感と爽快感が良いバランスで含まれています。
一番のマイナスポイントは、キャラがあまりイキイキとしていないだと思います。デザインは良いのに各キャラの表情が乏しく、また動的な描写もそこまで上手だとは思いません(漫画独自の表現が、足りないといった方が良いと思います)。
人間キャラはたくさん出てきますが、彼らのキャラの堀具合が中途半端です。
奥氏のたぐいまれなるメカニックデザインセンスを楽しむには、絶交の漫画です。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2013-05-18 02:11:35] [修正:2013-05-18 02:11:35] [このレビューのURL]
5点 ボーイズ・オン・ザ・ラン
読んだ瞬間、得も言われぬ既読感がありました。
「読んだことのある作品でもあったのか」と作者のことを調べてみると、『宮本から君へ』の作者である新井英樹氏の根っからの信者でした。ハチャメチャ具合や主人公の猪突猛進な感じも非常によく似ています。
ただそんな2作品の主人公が決定的に異なる点があります。
『宮本?』は、熱さや根性が武器の持ち主です。それが、最終巻あたりになると若干人当りもよく、青臭さだけの昔とは違う成長を見せています。宮本は社会人としての、成長を見せます。
一方、『ボーイズ?』は、夢・希望もないダメダメな主人公が時折、ハチャメチャな糞度胸をみせるようになります。
こっちは兼ね合いやナアナアを許容してきた所から、絶対に譲れないものの存在があることに気づきます。
そう考えると2つの物語は全く逆のベクトルを持つようになります。
どちらが優れている作品とは一概には言えませんが、『宮本』のえぐさを知っている人間からすると、若干本作品は物足りないような気がしました。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2013-05-16 00:18:26] [修正:2013-05-16 00:18:26] [このレビューのURL]