「natyu」さんのページ

総レビュー数: 72レビュー(全て表示) 最終投稿: 2006年07月30日

とりあえず熱血スポコンを逆手にとったギャグ漫画なんだけど、単なるギャグ漫画ではなく熱い何かを残してくれる作品。
コマ割とかページの使い方とかが普通ではありえない運び方がされていて、それが計算されたギャグとも見れるし、熱いメッセージを伝えるための演出にも感じられる。
終盤に少し勢いが落ちるのがもったいないが、笑えて熱くなれて、更に魂に届く名言盛りだくさんのすごい作品。
古い絵(まあこの絵だからこその作品なんだけど)とか一歩引いた目線で見てしまうとクソ漫画に見えなくも無い事から絶対的に万人に薦めれる物ではないが、これが良いと思えたらこの作者の虜になってしまうだろう・・・・・

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[投稿:2007-05-17 02:39:58] [修正:2007-05-17 02:39:58] [このレビューのURL]

Bバージンっていうのは本当に好きな人以外とはSEXしないため童貞というもので、これを最後まで守り通せるかというのが話のポイントなんですが、この設定に対しての主人公の心理描写がすごい。主人公は好きな子の為にオタクからイケメンへと生まれ変わり、更に姉からしこまれた恋愛テクを駆使してモテモテになります。しかしBバージンを守るためにやれるのにやらない。だけどそのかわり悩む。悩んで悩みまくる。とにかくここのところの葛藤の心理描写が本当に上手くリアルに書かれていて共感させられます。悩みながらもBバージンを守ろうと進んでいく異常な程一途な主人公を、作中に出てくるサブキャラクター達と一緒に応援したくなるでしょう。後半をもう少し短くまとめられたんじゃないかという気も軽くしますが、恋愛と人間成長を描ききった作品として間違いなく傑作!

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[投稿:2007-05-14 02:30:50] [修正:2007-05-14 02:41:17] [このレビューのURL]

フリーザーまでなら最高の少年漫画だと思う。
序盤の冒険の所から、高い画力による迫力のバトルまでホント面白い。
バトルにしても単なる1対1で戦うのではなく次々と戦況が変わっていく状況。ワクワクする。
でもやはり、セルからどんどんどんどんグダグダ。ものすごい強さのインフレ。作者も仕方なく書いてたみたいだし、文句は尽きない。
でもやっぱりドラゴンボール。クリリンやピッコロなんて知らない人はいないでしょ。
とにかく最初から最後までキャラが最高なんだろうな。だから一回読み始めると最後までとまらなくなる。まあ世代によるのも大きいかもしれないけど、世界中で愛されている魅力は本物な作品。

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[投稿:2007-01-11 00:07:47] [修正:2007-01-11 00:07:47] [このレビューのURL]

所詮少女漫画のスポーツ物と思ってなめてかかったが、予想以上に本格的なテニス漫画ぶりに驚いた。テニスに対する知識もなかなかの物ながら、話の構成のうまさ、サブキャラ敵キャラも含めたキャラの人間性の良さ、そしてなにより、リアルな高校の部活の三年間を描いている。少女漫画なので、男の自分としては、たまに美形キャラの振る舞いや言動にイラだつ事はあるが、それ以上にしっかりとした話の構成ができている上、試合も変な必殺技など出ないリアルで展開の読めないかなり熱いものがあるので、本格的なテニス漫画として男性にも十分薦めれる内容です。

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[投稿:2006-08-08 05:06:29] [修正:2006-08-08 05:06:29] [このレビューのURL]

8点 DEATH NOTE

これが少年ジャンプにのる作品!?っていうのがまず一つ。名作かどうかは判断できないが、話題作であることは確か。一度読み出したらとまらなくなってしまう事は間違いない作品だろう。非常に変わった設定から、ここまで謎解きの要素を考えた原作者は天才。ずっと張り詰めている訳でもなく時よりくすっと笑わせてくれるのもいい。ただミステリーの要素としては、後から次から次へと新しい設定が出てきて反則感は否めない。しかも文字量が極端に多く、読む気が失せた人もいるだろうし、2回は読み返さないと理解できない所も多々で特に終わり方は未だに理解できない。これが漫画として成り立ったのは小畑健先生の画力の賜物だろう。ヒカルの碁に続きいいコンビだった。個人的な意見を言わせてもらうと、もっとしっかりしたテーマを持って欲しかった。人間における幸せ、正義とはなにか?を考えさせれる作品になりえたのに、どうも、この後どうなるの?的な謎解きに重点が置かれている感じがして残念だった。読み手を惹きつける力のある作品だが、名作とは後一歩足りない感じの作品と感じた。後、主人公ライトは間違いなく漫画史に残る極悪人主人公だと思う。それでもライト死ね!と思えないのは自分でも不思議だ・・・

余談だが、ついこの前友達が真っ黒なノートと修正液で作った良くできたDEATH NOTEを見せびらかしたため、本物か確かめるためにそいつの名前を書いといた。(笑)
DEATH NOTEあったらな〜と一度読んだ人は思っただろう。一度は読んでみるべき話題作だ。

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[投稿:2006-08-01 20:27:38] [修正:2006-08-02 01:09:13] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

不可能と思われているジャンルで、これほどの成功を収めたのは驚嘆に値する。決して全て読んでも囲碁のルールは理解できないが囲碁に興味を持つ事はできるため、囲碁入門書と言ってもいいだろう。囲碁というじじ臭い物を少年達に広めた事から、改めて漫画の持つ影響力を感じさせてくれた。話自体も殆ど無駄がない。もちろんSAIが消えた時に終わらせるべきだったとも思うが、あのラストを見る限り、まあそれほどまで蛇足では無かったかなとも思えた。SAIが消えてから、結局夢の中でしか現れないあの感じはかなり好き。下手に復活しないでくれて本当に良かった。ただやはりこういう難しいジャンルで成功するのは、画力も大事と思った。この画力がなかったらここまでヒットしなかったと思う。漫画は絵があって漫画なんだなと感じた。名作と言えると思う。

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[投稿:2006-08-01 19:33:14] [修正:2006-08-01 19:36:35] [このレビューのURL]

このクオリテイをここまで長く続けられている所に脱帽。確かに昔、(個人的には沢村編までは好きだった。)に比べるとぐだぐ感は否めないが、ボクシングをここまでリアルに描けて(本物のリアルとは程遠いが、そこは漫画としての限界だと思う。)いるのは作者の確かな知識量だろう。ありえないだろ!と明らかに突っ込むような必殺技はないし、コマワークが上手く、ボクシングの動きをスピーデイに見せる確かな画力。こういう動きの多い漫画は「どうなってるの?」と思わされるコマも多いはずだが殆ど無い。敵キャラを含めて全てのキャラが人間的で魅力的なのも素晴らしい。綺麗にまとめて終わって欲しいが明らかに圧力によって伸ばされているのが残念。しかし作者の中ではちゃんと終わり方を考えているだろうから最後には上手く終わらせてくれると期待している。

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[投稿:2006-08-01 19:18:32] [修正:2006-08-01 19:18:32] [このレビューのURL]

これほど古本屋で笑いをこらえたのはありません。正確にはこらえきれませんでした。不審者になりました。絵が合わない人はその時点で終了だと思いますが、内容は今まで出会ったギャグの中で一番のつぼでした。あの終わり方は大好きです。打ち切りに感謝。ギャグ漫画ほど才能のいるジャンルはないでしょう。
ちなみに古本屋で100円だったので速攻で買いませんでした。また読みに行くけど買う事はないと思います。(笑)

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[投稿:2006-08-01 18:53:01] [修正:2006-08-01 18:53:01] [このレビューのURL]

8点 三国志

巨匠による、三国志漫画のバイブル的作品。三国志演義に忠実に書かれている。歴史大作漫画の完成品だろう。最近では蜀側からだけではなく、曹操を主人公としたものや、アクションゲームの大ヒットなどがあった三国志だが、まずこれを見ればよりいっそう三国志の世界にはまれるだろう。学校とかにもけっこうあったりする。登場人物の量からか考えたら仕方ないが、同じ顔が多すぎたり、顔が変わったりしてるので減点。

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[投稿:2006-07-31 00:43:32] [修正:2006-07-31 00:43:32] [このレビューのURL]