「natyu」さんのページ

総レビュー数: 72レビュー(全て表示) 最終投稿: 2006年07月30日

なんか評判ほどおもしろくなかったです。ホームレスの日常を書いただけのような作品。でもかなり限界の生活なのに思いの他楽しそうな様子が理解できず、いまいち個人的に感情移入できませんでした。暗さを面白さに変えようとしてる感じはわかりますけど、なんか作品というより単なる体験記みたいに感じられました。

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[投稿:2006-09-20 23:40:47] [修正:2006-09-20 23:40:47] [このレビューのURL]

まあ古い漫画だから、絵もださいし今の漫画にはないよく分からん変なノリ(ギャグ)はあるんだけど、昔の作品だから仕方ないと考えて拒否反応しないで読んでいただければこの点を与えれると思います。人間の本質を恐ろしいほど見事に描き、人間の問題を提起している狂気の作品です。
また、ここから影響された作品は数多く、特に「寄生獣」がその代名詞です。完成度や読後感などと言ったら寄生獣の方が勝りますが、スケールの壮大きさではデビルマンの方が勝ります。
ただ、やはり加筆部分は本当に蛇足なので加筆版しか手に入らなかった人は読んでいて惹きつけられないと感じたところが加筆部分だと思うのでそこは評価しないでください。
後世に与えた影響などからも、見るべき価値のある名作であり、そして問題作でもあります

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[投稿:2006-09-20 17:35:43] [修正:2006-09-20 17:35:43] [このレビューのURL]

10点 ぼくんち

やたら評判いいんで頑張って古本屋で見つけて、懐疑的な気持ち(なんだこの幼児向けの絵本みたいな絵は!)で見ましたけど、読み終えた今、一番人に薦めたい作品になりました。エンターテイメントではありませんがとりあえず読んでください。

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[投稿:2006-09-20 01:05:48] [修正:2006-09-20 01:05:48] [このレビューのURL]

最初の方は結構載っててもよかったレベルのほのぼの物だったのに、何がどう間違えたかバトル物に。バトル物に走るのはジャンプさんの定石だけど、いくらなんでもあの流れからこれはないでしょ。ほのぼのコメディ用のキャラに無理やり必殺技つけたってそりゃ無理だよ。まあもともとマフィアという手ごろな素材が入ってたから方向転換しやすかったんだろうね。
そんなこの作品も美少年キャラの力で女性層のハートをキャッチして人気上々。彼女達はもう内容がどんなんでも好きなキャラさえのってれば絶賛なんだろうね。どっかの王子様同様に。まあそれでも売れさえすれば良いわけだから編集部としてはナイスなんでしょう。悲しいけど商売だもんね。悲しいです。

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[投稿:2006-09-15 20:14:58] [修正:2006-09-15 20:20:46] [このレビューのURL]

7点 CLAYMORE

女戦士が主人公ってだけでも珍しいのに出てくるキャラが女ばっかっていうのがさらに珍しい。しかし、決していやらし意味で女キャラばっかになってる訳でないし、ストーリーやキャラクターの心理利描写や魅力も十分。強さのインフレやご都合性も上手く防いでいて、先の読めなく広大な物語になってる。最近の単なる必殺技バトルを書いている人達に見習ってほしいです。ただひとつ大きな問題はキャラの書き分けが下手!誰が誰だかぱっと見じゃ分からない!敵のデザインはしっかりしてるんだから味方ももっとしっかりして欲しかったです。女キャラって書き分け難しいのな・・・
いい作品ですけど1点減点です。

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[投稿:2006-09-15 19:53:14] [修正:2006-09-15 19:53:14] [このレビューのURL]

6点 Dreams

序盤から常陽戦ぐらいまでは、かなりの良作!高校球児なのに長髪茶髪でしかもすぐにキレる主人公久里は人にはなかなか理解されないがそれでも野球に関しては誰よりもストイックで天才。そんな久里がチームを引っ張る姿はかなりかっこいいです。しかし甲子園で150キロを超えるナックルが出たあたりから、超人変化球野球とまではいかないけど、そりゃないだろう・・・的な流れになってしまって残念。甲子園にいくまで8でそっから4ってことでまあ6にしときます。
この作者と原作者はほかの作品でもそうですが。野球をよく知っている作風なので、良い事なのですが逆に野球を全然知らない人にはきついかも・・・本格的な野球漫画なのは確かです。

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[投稿:2006-09-07 23:16:37] [修正:2006-09-07 23:16:37] [このレビューのURL]

なかなか深いテーマであって、内容もなかなかいい作品。しかし死刑囚が学校に勤めたり、しかもそこでかわいがられたりとツッコミ所も多々あったのと、女性作家だからかもしれないがやたら恋愛要素的な物を取り入れていて更にホモっぽかった所もあったのが個人的に気に障ってしまった。テーマもそれなりに深く掘り下げているが、もっと深く掘れそうなテーマなだけに残念に思えた。他の方の意見と同じく死刑制度問題を扱ったというよりヒューマンドラマ的な作品と言った方が正しいだろう。しかししっかりとラストは泣かしてくれるいい作品です。

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[投稿:2006-09-07 22:45:04] [修正:2006-09-07 22:45:04] [このレビューのURL]