「からぜん」さんのページ
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8点 キャットルーキー
3部構成で、各部の主人公が所属する大和トム・キャッツ(モデルは近鉄)のルーキーに注目してペナントレース優勝および日本一を目指す様子を描いた作品。
時系列はつながっているので、主人公が交代しても前の部で出てきたキャラクターたちは引き続き登場するあたりはやや変わっているかもしれない。
新しく入団した主人公が、個性的な同期や先輩とともに、これまた個性的なライバルたちと優勝を目指して激闘を繰り広げるという大筋はそんなに変わったところはない。
しかしこの漫画の見所は、多種多様な物語の切り口である。ライバル同士の因縁の対決やスランプからの脱出など一般的なものから、呪いや魔球やサブリミナル効果など一風変わったものまで、バリエーション豊富なエピソードの数々はとても面白い。
作中のいたるところで作者の趣味が出ているのも個人的に好き。
惜しむらくは、掲載誌がマイナーであることと、最後で話のたたみ方がやや急いでいる点だろうか。これは作者のせいではないとは思うが。
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[投稿:2008-08-14 23:16:07] [修正:2008-08-14 23:16:07] [このレビューのURL]
7点 みどりのマキバオー
この作品は一見ギャグ漫画だ。なんか主人公の馬は不細工だしなぜかネズミが騎乗してるし観客はどう見ても素っ裸だし。
でも、きちんとストーリーを読んでいくとこの作品がすばらしい物語であることがわかる。お世辞にも馬に見えない不細工な外見のマキバオーがこれ以上なくかっこよく見えてしまうくらいに。
だからこそ、第2部の蛇足っぷりが残念すぎてならない。
締めはそんなに悪くなかっただけになおさらその後悔が後に引く。
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[投稿:2008-07-18 01:03:19] [修正:2008-07-18 01:03:19] [このレビューのURL]
8点 からくりサーカス
リアルタイムで連載を追っていた際、28巻以降はなんとなく首を傾げつつ読んでいた記憶がある。
なんとなくおかしくないか?と。
単行本で一気に読むとそれなりに満足はいくのだが、それでもなんとなく最後まで不完全燃焼気味な感情を抱いた。
前作「うしおととら」では起・承じっくり描いた上でいきなり転に落とし、怒涛のごとく結に持っていったが、この作品では起・承・転まで素晴らしかったのに、転〜結の間にゆるい間が入ったのが非常に惜しい。
それで減点をしても、面白いといえる作品ではある。
ただ惜しいのは、28巻までがあまりにも面白すぎた。
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[投稿:2008-07-10 01:43:21] [修正:2008-07-10 01:43:21] [このレビューのURL]
キャラクターの死がうまく描けているのに、生き返る人間が多すぎるような気がする。
それ以外は文句なしに傑作。
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[投稿:2007-02-28 23:50:23] [修正:2007-02-28 23:50:23] [このレビューのURL]
10点 うしおととら
じっくりとキャラクターを描写した後にどん底に突き落とし、どん底から這い上がってそしてクライマックスへ。
起承転結がすばらしくよく描けている漫画だと思います。
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[投稿:2007-02-28 23:38:04] [修正:2007-02-28 23:38:04] [このレビューのURL]
7点 ONE OUTS
序盤はよかったが、後半からなんというか首を傾げたくなるような展開が多かった。
もうちょっとじっくり描いて欲しかった。
顎骨折が面白かったので+1点。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2007-02-28 23:25:35] [修正:2007-02-28 23:25:35] [このレビューのURL]