「rongai」さんのページ

総レビュー数: 597レビュー(全て表示) 最終投稿: 2007年06月08日

8点 SUGAR

「天才」を描かせたら、この人の右に出る者は
いないんじゃないかと私は思っているです。はい。
曽田正人さんも「天才」を描く人だと思ってんですが、
曽田さんの描く「天才」は字の読んで如く
天が与えた才能のみであって、
リアルな天才って、
凡人が理解し得ないことを考えて反感買ったり、
強いカリスマ性があるために
逆に神のように崇められたりすることってあると思うんですよ。
新井さんの描く「天才」って、
そういう熱風みたいな空気感を持っている
天才を作り出すのがンまい人だなぁと。

主人公のリンから出る言葉の数々をムカつくと感じるのか、
それとも天才がひねり出す不可解な言語と解釈するのか、
それは読む側を試すものかもしれない。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2007-06-08 13:54:56] [修正:2007-06-14 15:08:37] [このレビューのURL]

バブル全盛期の頃の作品だから、
ディスコとかリゾラバとか、めっさ懐かしい単語が続出。
ラストは、あの当時にしては斬新な終わり方だったと思う。

話しの展開がぶっ飛んでる割に、
読者を飽きさせない力を秋里さんは当時遺憾なく発揮していた。
ゲイとかオカマとか男勝りとか、
もういろんなアクの強い性質をもった男女の入り乱れラブコメ。

おもしれーよ?

ナイスレビュー: 1

[投稿:2007-06-27 14:28:54] [修正:2007-06-27 14:28:54] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

将棋のことをわからなくても、全く問題ない物語の展開デス。
ほとんど将棋の細かいことなんか触れません。
ま、戦術的な説明はあるけど、それはそれで精神的な説明でもあったりするし、
初心者にとっても優しい漫画です。

これまたメイドキャラとか出てくんだけど、
もうほんと飽き飽きなんだけども、
この作品にはその巨乳メイドは必須だと思うわけですよ。
そのために主人公は真剣師としてデビューしちゃうわけだし。
2巻で、どっちがヒロインの胸を揉めるか対決(将棋の勝負ね)やるんだけど、
読んでるこっちもたかだか胸揉み権がかかっただけの対決なのに、
食い入るように読んじゃったもん!!

勢いのある漫画はすごく読みやすくて面白い。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2007-06-27 14:10:09] [修正:2007-06-27 14:10:09] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

前作「なるたる」に比べたら全然軽い方なんじゃないかなあと思ったり。
感覚麻痺でも起こしたんでしょうか、あたい…。

1巻に付き3人くらいは子供が死にます…。
前作を読破しているから、
作者がどんな作風なのか免疫がある分だけ
多少の覚悟をもってして読みましたので、
子供が死ぬってことに強い不信感を抱くことがなくなりました。

何かを守るためには、何かを犠牲にしなければならない。
その何かってのが自分の命だったら…。

子供には荷が重過ぎますッ!!
しかも守るものが「地球」という漠然とした実感のないモノ。
大人だって地球規模のものを守れないのに、
子供に託すなんて辛すぎますッ!!
それぞれの想いを胸に、彼らは彼らなりに敵と戦うのです。

敵の正体が5巻くらいから明らかになるのだけど、
そこからもっと物語に残酷性が出てきます。
鬼頭さん独特な白い絵もコマ割りも健在ですので、
余計に残酷さが浮き彫りになることでしょう。

少年少女たちの「死」と引き換えの言動と心理を丁寧に、
そして残酷に描く。
究極の形がココにある。


なんだか読後に、たまらない気持ちになる作品デス。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2007-06-12 11:46:14] [修正:2007-06-20 19:26:25] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

全体を通して見ても、中だるみはあったものの、
終始ほのぼのした雰囲気を醸し出しているのは、
なんたって主人公のマメと、恋人の花ちゃんがかわいかったからでしょうな。

毎回展開が起こる度にそのテーマが結構重かったような。

秋吉が養子って問題だったり、
秋吉の親友・たけしの過去が暗かったり、
後輩の陸と車椅子の弟のお話だったり、
ヒロインの郁子がごくごくフツーな子だっただけに、
周囲の不幸が浮き彫りにせざるをえなかったというか。
そこがまた郁子の言動が等身大っぽくてよかった気がするけど。


ま、私個人の意見を言うと、
こんなに飼い犬が純粋なのも、
すげぇ人間の思い込みによるものだと思ったけどね!!

ナイスレビュー: 1

[投稿:2007-06-12 11:47:22] [修正:2007-06-20 19:20:50] [このレビューのURL]

7点 奈緒子

タイトルの「奈緒子」って女の子の名前だから、
「奈緒子」って子が主人公でその子がマラソンやるお話だと思い込んでいた。

思い込みって怖いねー!

3巻くらい読んでもずっと奈緒子が主人公の漫画なんだ!
って思って読んでた。


私はマラソンとか駅伝とか全く現実だと興味がないのですよ。
時間が長いじゃないですか?
駅伝には毎回ドラマがある!とかよく言いますけど、
永遠と走ってる姿見るだけじゃん!
とかテレビとか見てて思ってたのね。
だけど、この作品読んで…見方改めまっす!

ドラマがあんだよ。
一人ひとり、タスキを渡すためにみんな必死なんだよ。
苦しい思いをしてまでなんでそんな走るのよ!
なんで足を痛めてまで走るのよ!
って思うけど、その自分の肩に掛かってるタスキを待ってるヤツがいんだよ!
アンカーならその今まで走ってきた何人もの選手の想いを
背負うわないといけないんだよ!

自分との戦いだよねー。かっくいいなー。


熱い絆を知り、そして大きな感動を与えてもらいました。
良き作品です。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2007-06-18 14:33:30] [修正:2007-06-18 14:33:30] [このレビューのURL]

人肉を食べるシーンがあることにより回収騒ぎを起こした一作。
単行本には未収録になってるので私はそのシーンを読むことはなかった。

それでもすごい衝撃を与える漫画だった。

最初は生徒の言うことをよく聞くドMな先生って設定が、
どんどん破綻して言ってすごい展開になっていく…。

んーと、これフツーに読んだら引くんじゃないかな。

最終形態の彼女の心情とかって確実に脳内破壊されてるようにしか見えないもん。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2007-06-18 13:42:11] [修正:2007-06-18 13:42:11] [このレビューのURL]

ぶっちゃけ言うとドラゴンボールより
アラレさんのが好きなんすよね、個人的には。

この作品で凄いのはあの秀逸なキャラたちじゃないだろうか。
続々とキャラは増えるのに、
どのキャラも遜色なく一人ひとりが際立っている。
だから読者が全く飽きることなく
最後までウッホホーイって感じで読めたのだと思う。

♪ペンギン村から おはこんばんちわ
 右向いて 左向いて ばいちゃばーいちゃ!

ナイスレビュー: 1

[投稿:2007-06-11 14:13:48] [修正:2007-06-15 12:03:38] [このレビューのURL]

久々に男性が描く女性に好感を持てた作品。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2007-06-12 11:16:02] [修正:2007-06-14 16:43:38] [このレビューのURL]

8点 YATAGARASU

前作の絵と比べて、
少年漫画っぽいタッチになってきたなと思った。
でも比較レベルなので、
この濃いタッチが苦手な人はいるだろうけど。

主人公が成長していく様も大事だけど、
周囲の子たちまで主人公の影響でどんどん成長していくのですよ。
やっぱ成長していく過程をきちんと描いてると
読んでる側としては親近感とワクワク感が違うじゃないですか。
最初は敵同士だったのが、
上になるとチームになってってのが
これまた学生スポーツ漫画の醍醐味!!

ものすごく作者のサッカー好きが滲み出てます。
そんな漫画はこっちも読んでいて楽しくなります!

ナイスレビュー: 1

[投稿:2007-06-08 15:06:17] [修正:2007-06-14 15:34:30] [このレビューのURL]

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