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完結しています。 全巻読みました。
チャンピオンの連載ではフラッグシップ的な立ち位置だった漫画です。
漫画らしい表現(現実と比べてツッコミを入れたくなるような感じの)も多く見られますが、漫画的表現として楽しめるレベル。
ストーリー性やら理論的な説明なんかをとやかく言うような作品ではないと思うので、少年の心で読みましょう。

刃牙シリーズの少年時代篇とも言えるこの作品。見どころはやはり地下闘技場トーナメントでしょう。
何でもアリの異種格闘技戦というだけでもワクワクするものですが、対戦前のキャラ立て話やら煽りやらの表現が非常にいい味を出しています。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2012-08-13 17:23:42] [修正:2012-08-13 17:27:05] [このレビューのURL]

女の子が女の子に恋する所謂「百合系」の漫画。

ただ、舞台が他作品なら「女子高」が当たり前のところを「共学校」を持ってきたり、
どちらかというとコメディ要素が強い作風などが異色な作品。

自宅が空手道場で、お兄さんが3人いて、勉強が出来て、スポーツも出来る村雨純夏さん。
その親友は可愛い女の子が好きですと公言して憚らない風間汐さん。
親友が好きで、その親友が「同性愛者」だと知っていても、
「自分は彼女の眼中にはない」と知ってしまっている辛さ。
彼女に自分の気持ちを知ってもらいたいと思う反面、
知られたら友達ですらいられなくなってしまうかも・・・・と思う度に、
硬直してしまう心。

風間さんは自分を一番の親友と信じて、無邪気に気持ちを吐露してくれるが、
その度に辛くなる。
「なんとか彼女の好みのタイプになれないだろうか?」
好き故に女の子同士であっても「危ない妄想」をしてしまうのは恋に対する不器用さの表れであり、その辺は普通の男女の恋愛と全く変わらない。

女の子同士の恋をテーマにした作品は、ここ最近は特に増えているように思う。
それはやはり男子同士に比して「絵的に美しい」ことも大きな理由ではあるだろう。
逆に「美しい絵」が描けることも作品として成功するための大きな理由だと思う。

両想いになれたとしたって結婚できるわけじゃない。
身体の関係を結ぶことは出来るかもしれないが、背徳感が伴う。
そもそもがそんな道である。負けを覚悟して物語を紡がねばならぬ。
アニメ化して良かった!
などと、素直に喜んでもいられない作品であります。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-09-11 18:15:05] [修正:2012-08-10 08:14:13] [このレビューのURL]

今までこれほどまでに大爆笑した漫画はありません!!
俺は32になった今でも酔っ払ったおじさまたちの昭和の下品な下ネタによくドン引きするんだけど、この作品の下品さと下ネタはすんなり許せるんだよね!?
俺が今でも忘れられないのがあのおばちゃんへのケツチョップ!!
そしてそのあとのリアクション!!
いや?兄貴と二人で腹が痛くなるほど笑いました!!
あと今読んでも結構エロいよね?
俺もリアルタイムで中学生だ
ったから兄貴に隠れながらこそこそ読んでました(笑)

ナイスレビュー: 1

[投稿:2012-08-02 00:06:49] [修正:2012-08-02 00:11:07] [このレビューのURL]

0点 ONE PIECE

数えきれないくらい漫画を読んできた漫画集めが趣味のものです。

世間で話題になってきてから 4回チャレンジしていますが
毎回12巻くらいでギブアップ。
読まないと良さもわからないとおもって何度もチャレンジしましたが
そもそも頑張って読まないと読めない漫画になんの価値があるのか。。。
(しょこたんも 何度がんばっても読めないと遠回しにいってますね)

演出や書き込みを
抑えるという事をしらない作者なので
誌面は読みにくい事この上なく、
感動のゴリ押しが鼻につきすぎて しらけてしまいます。
泣かせようと名台詞っぽいものをいわせますがこれが
うすっぺらい!ぺらっぺら。

余談ですが
鳥山明氏は自分の漫画では
あえて登場人物の感情表現やはしゃぎを抑えに抑えてると
コメントしていました。
そうじゃないと読んでる方はしらけて疎外感を感じるからだそうです。



キャラクターは表面のしゃべり口調以外は
同じ精神構造をしています。

だから語尾をかえたり小手先をいじるんでしょうけど
おかげで演出もセリフもうすっぺら。

そんな人間の辛い過去を長々紹介して
大泣きシーンをだされても
同調もなにもあったもんじゃないです。

精神年齢が低い人か
漫画慣れしていいない人しか楽しめない作品。

ワンピースが最高!感動する!と大人で言えちゃう人は
申し訳ないけど そういう人なんだなあと
思ってしまいます。


いい漫画不在のジャンプで
ゴリ推しされたため売れたんでしょうね。
この漫画が面白いと進めてくる人に
ジョジョとハンターを読む事をすすめています。

みんな見事にワンピース卒業しますね(笑)

ナイスレビュー: 1

[投稿:2012-08-01 14:58:55] [修正:2012-08-01 15:00:18] [このレビューのURL]

9点 アカギ

”天”で壮絶な人生観を語った赤木しげるのスピンアウト作品。

圧倒的な強運、豪腕、支配力の権化である鷲巣 VS 悪魔的知略天才アカギの麻雀勝負。

本編の面白さを麻雀の心理戦と捕らえる一面もありますが、むしろ神の領域にある

モンスター鷲巣を絡め獲る知略戦にあるでしょう。

二人の周囲にいる脇役達も一流の勝負師だけれど、彼らに真っ当な戦略を語らせた

上で、さらにその上を行く知略を重ねて読者の驚きを誘うわけです。

また、重要なのは、赤木しげるを通して語らせる死生観、ぎりぎりのところで命を

やり取りする精神の高揚こそ生きがい、

こんな狂気が究極の潔さとしてオーラを放つアカギの魅力です。

勝負の行方もさることながら人間アカギをいつまでも見ていたい。

175話まで所持。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2012-07-28 11:21:21] [修正:2012-07-28 11:21:21] [このレビューのURL]

西尾維新先生はこういうくだらないストーリーの小説で売れている方なのでしょうか?
絵は好みがわかれるのかも知れないですが個人的には最低です。目を背けたくなるくらい痛い漫画でした。
一刻もはやく打ち切りになることを願っています。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2012-07-27 23:30:46] [修正:2012-07-27 23:32:01] [このレビューのURL]

「自分の顔がアンパンで出来ているあの国民的ヒーローが、困っている人達へ何のためらいも無く自分のアンパンを差し出すことができるのは、パン工場で自分の顔を焼いてくれるあのおじさんが、代用品のアンパンを幾らでも作ることができるからこそ実現できる『善意』なのかもしれない」

そもそも臓器移植の何が厄介なのかというと、前述したようなお腹を空かした子供に自分のアンパンを食べさせてそれでおしまいなんていう、そんな単純な話で終わらずに、臓器を譲った提供者と、臓器を受け取った受容者の双方が臓器を担保としてお互いを新たに結び付け、これまでには無かった新たな関係性を生んでしまうことにあると考えます。

臓器提供意思表示カードに臓器提供の意思表示を示し、万が一、自身が脳死もしくはそれに準ずる状態になったとき、この臓器提供意思表示カードを見せることで、自身の臓器や皮膚、眼球などが重い病気に苦しんでいる人たちの役に立つことになる。一見するとこれは、素晴らしい話です。美しい話です。美談になります。しかし、これはあくまで「臓器提供者自身が自己完結できる部分のみを見ているから美しく見える」だけの話です。臓器移植の本当の問題は、「残された側」に生じます。例えば提供者の家族。どれだけ提供者が生前カードによって本人の意思を示したといっても、家族は常に疑念と罪悪感に苛まれ続けることになります。なぜなら、本人の口から最終的な意思確認を取ることはもう二度とできないからです。本人が一言でも「提供してもいい」と言ってくれれば、家族としても心に一切の蟠りを残すことなく、臓器提供の判断に踏みきれますが、当然のことながら臓器移植を決断する段階で本人の口からその言葉を聞くことは絶対にできません。

今回の脳死判定による臓器提供に限らず、前作の「がん編」でも末期癌患者の延命治療を望むかどうかという部分において、同じような問題は出てきました。つまり、本人の意思判断が喪失した状態で周りの人間は、どれだけ本人の意思を汲んだ決断をすることができるのか? という問題です。
「延命治療はいいから早く楽にさせてほしい」
「お金はいくらでも出すから出来る限りの延命治療を続けてあげてほしい」
今回の場合もそれは同様で、
「本人の意思に沿って臓器提供の手続きを進めてほしい」
「本人の意思には反駁するが臓器提供は行わないでほしい」
本人の意思を汲んでいるようで、実は自分自身の価値観や判断基準によって医療行為の方向性の決定意思を判断してしまう。それはとても残酷な決断であり、だからこそ普段「命」に関する方向性を絶えず判断している医師という職業は、とても大きな重責を担った職業だと思わざるを得ません。

「死」は突然やってくる。とはよく言われることですが、思うに「死」というのは、自分にとって「影」のような存在なのではないかと考えます。普段、自分の足元にある「影」という存在は、常日頃当然のようにそこに存在していますが、普段の日常生活でそれを強く意識して生活している人はほとんどいません。しかし、「影」は間違いなく今日も明日も明後日も、これから先、自分が死ぬまで確実に自分の足元に存在します。それはつまり、自分のすぐ足元に「死」という逃れられない運命が間違いなく存在していることの証左そのものではないかと考えます。

少し長くなりましたが、最後に、この作品のタイトルにある「ブラックジャックによろしく」の意味が、この「移植編」を読んで少し分かったような気がします。つまりは、技術さえあれば助かる命があるのなら、それを助けるのは医者として当然のことなんじゃないかと、それは言わば無償の善意であり、あの国民的ヒーローが差し出したアンパンそのものなのではないかと、そんなことを思います。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2012-07-27 22:43:24] [修正:2012-07-27 22:46:37] [このレビューのURL]

 色んな意味ですごくだらだらした漫画。私が初めてこれを読んだのは高校生の頃だったと思うのだけれど、相も変わらず遅々とした刊行ペース。そして当初から一貫した生ぬるさ。

 主人公の男とヒロイン二人の関係性を軸に、その周囲のごたごたやら何やらが描かれていく。

 読んでいて感じるのは、とにかくモラトリアムな雰囲気。ただ別にこの漫画の舞台は大学というわけじゃない。榀子は教師として働いている。当初はフリーターだったリクオは就職することになるし、ハルだって喫茶店でバイトしている。社会的には誰もがもがいて頑張っているわけで…。
 なのにこの漫画から成長を拒否するようなモラトリアムを感じてしまうというのは、恐らく3人の関係性に大した変化がないということに尽きる。少なくない巻数にも関わらず、変わっていくのは周囲の人間だけなのだ。3人の三角関係自体は、崩れそうで絶対に崩れない。

 で、それには正直かなり違和感があったりもする。現実の時間が流れる社会の中に、漫画的な時の止まった恋愛関係を放り込んでいるのだから。この関係性のまま、もし後10年が経過したらどうか…と考えてみるとこの世界観の歪さがよく分かる。
 ただここらへんは作者も自覚的だとは思うんだよなぁ。時折「何にも変わってはいないんじゃないか…」みたいな独白が挟まれたりすることもあるわけで。でも時の止まった関係性をどう動かすかというのは作者自身も見えていないんじゃないか。というか終わらせることを志向していないし、読者の方も望んでいない気はする。

 だってやっぱりひたすら変化を拒むようなこの歪な関係性は何となく心地よいからだ。どことなく後ろ向きな心地よさではあるけれども、このだらだらに浸っていたくなる時間というのはある。

 しかし上でも書いたように、もし作中の時間で10年が経過してしまったらそれはさすがに歪すぎるということで、どこかで時の止まった恋愛関係を動かさなければいけないんだろう。いくら先延ばしにしても結局やらなければならなくなるというのは、いかにもモラトリアム的だよなぁ。
 ということで、その時が動かされる瞬間がいつか見れることを期待してこれからも読み続けていくつもり。別に急がなくてもいいのだけれど。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2011-09-08 02:25:45] [修正:2012-07-27 22:11:55] [このレビューのURL]

漫画としては甘すぎる。

でもなぜかはまってしまう。
所々光る部分もあり、キャラが魅力的で
普通に面白い。
一貫した漫画と考えなければ楽しめると思う。

最新巻が急展開でかなり面白く
次巻が待ち遠しい。



ナイスレビュー: 1

[投稿:2012-07-25 23:20:24] [修正:2012-07-25 23:20:24] [このレビューのURL]

10点 ARMS

このサイトを見て全巻買ったがそこまで期待してなかった。
しかし予想をはるかに超える面白さだった。

戦闘はおもしろいし、それぞれのキャラも生かされていて
感情移入できる。化学的設定も細かく、俺好みで
この世界観にはまることができた。矛盾点もほとんど見つからない。

特に秀逸なのは、ページをめくったときの意外性だ。
驚くシーンが多々あり、すごく楽しめた。

ニューヨーク編以降がおもしろくないと聞いて読んでいたが、
どこからのことを言っているかわからないほどおもしろかった。

人の顔が怖いと思うことが何度かあったが、
それを差し引いても10点をつけられる。

合う合わないはあると思う。しかし似た系統の
ハガレンよりは少なくともおもしろかった。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2012-07-25 20:32:20] [修正:2012-07-25 20:32:20] [このレビューのURL]

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