「can」さんのページ
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「名作」とはそれを理解する読者の存在があって初めて名作足り得るとかなんとか。
作品を楽しめなかった場合は「この作品は駄作なんだ!」と決め付けるのではなくて、「ひょっとしたら自分が悪いのかもしれない」と疑ってかかるべき。
そんなふうに心がける今日この頃。
最近このサイトを参考にする機会もめっきり減っちゃったなぁ・・・

8点 エマ
面白い面白くないの前に、読んでいて「いい漫画だ」と思える作品。
ストーリー自体は平凡で、そこまで特筆すべき部分もありません。
しかしページのあちこちから作者の作品に対する(というよりメイドとイギリスに対する)愛が伝わってくるので、
その溺愛っぷりに引きこまれます。
「ああ、この人本当に、こういうのが大好きなんだろうなー。
いい漫画だよなー」
という気分に浸れ、読んでいると不思議と幸せになれます。
特にラストの結婚式のシーンでは作中からも幸せオーラが飛び出しまくっており、画面の華やかさも相まって、軽くやばいくらいの幸福感が得られます。
あまりに幸せそうだったので、思わず私も、誰かと結婚したくなってしまいました。畜生・・・
個人的に巻末のおまけ漫画が本編に迫る勢いで大好きだったり。
リアルに腹筋がよじれるかと思いました。最高です。
『乙嫁語り』も期待大。新刊を今かと待ちわびています。
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[投稿:2010-03-23 06:43:21] [修正:2010-03-23 07:19:01]