「dieseraie」さんのページ

[ネタバレあり]

漫画好きの方なら読んでないワケがない、
所謂、ラブコメというジャンルの金字塔的作品。

裕作、勘違いされたらさっさと否定しろよ!響子さんは話聞けよ!アメリカ人女性か!(稲中的表現)
等々、もやもやとする所もあるのですが、これは感情移入しちゃってる証拠ですね。世界観には凄く引き込まれてしまいます。
「大正野郎」、「大東京ビンボーマニュアル」、「男おいどん」、「まんが道」の様な作品にも見られる、かつての日本への郷愁も覚えます。

気になったのは裕作が呼び込みのバイトを始め、下宿の住人仲間から毎晩たかられるシーン。
さすがに悲惨でした。裕作、それじゃ働いても借金増やすだけだろ・・・。可哀想。笑

しかし、やはりクライマックスは何度読んでも感動してしまいます。特に、惣一郎さんに対し裕作が語りかけるシーンでは、成長した裕作の姿に今までの苦労が重なり、その言葉を重みあるものとしていました。どなたかも書かれていましたが私もあのシーンが一番好きです。

ちなみに主要人物の苗字には数字が入ってます。下宿している人は部屋番号ですね。細かく見ていくと楽しそう。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2007-05-20 04:28:49] [修正:2007-05-20 04:28:49]