「大富豪ボックス」さんのページ

子供のときよく読んだ。
手塚治虫ってかなりの数の作品をかいているだけあって、その内訳も玉石混交なんだけどこれは面白い部類に入ると思う。

テーマは「性+戦争」、たぶん。
内容も読む人によって、深く考えながら読むこともできるし、短いのでぱらぱらと流し読むこともできる。ベトナム戦争の間にかかれたものなので少なからずその影響を受けているはず、当時私はまだ生まれてなかったから知らんけど。
絵のタッチはアトムみたいな丸っこい感じでなく、風刺漫画みたいで細くて荒々しい。

ちなみに実家に親父が買ったと思われる手塚治虫の漫画が何冊かあったんだけどそのラインナップが「火の鳥」「きりひと賛歌」「ムウ」そしてこの「人間ども集まれ」だった。どういうチョイスだったんだろう……?

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[投稿:2012-09-09 22:31:16] [修正:2012-09-09 22:32:04]