「大富豪ボックス」さんのページ

総レビュー数: 72レビュー(全て表示) 最終投稿: 2012年08月17日

昼はサラリーマン、夜はギャンブラー。その名はリーマンギャンブラーマウス。
全4巻で1巻はシリアスパート、2巻以降はギャグパートとなっている。

1巻は作品全体から醸し出されるハードボイルド臭がカッコイイ。
2巻以降は主人公のハードボイルドな性格はそのままに、ヒロインが事あるごとに女体盛りを披露するというシュールギャグ漫画になった。
どっちかって言えば1巻の雰囲気のほうが好きだった。

ギャンブルは小難しいものでなく丁半博打みたいなものが多い。
ギミックじゃなく雰囲気を楽しむ人におすすめ。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-11-19 21:14:33] [修正:2012-11-19 21:20:46] [このレビューのURL]

3点 冬物語

いい意味で中身がスカスカ。ページを適当にすっとばしても読める。
内容は浪人生の恋愛。主人公の光くんが大和撫子のしおりちゃんか姉御肌の奈緒子ちゃんのどっちを取るかという話。

なんやかんやで光くんは2浪して大学に入ったのだが、入学した年は1990年。つまり就職活動年度は1993年、ちょうど就職氷河期。

2浪してお世辞にも偏差値がいい大学ではなく、しかもあのウジウジした性格である。光くんの将来が心配だ。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-11-18 18:05:19] [修正:2012-11-18 18:05:19] [このレビューのURL]

結構ボリューミーな作品。
内容はボーイミーツガール+SFみたいな。

舞台は第3次世界大戦終結後の日本。
序盤から一貫してヒロインの志乃を救出するという目的のもと主人公狂四郎が動いているので読みやすい。
設定も男の子がわくわくするような感じのもので面白い。

最後の章ではかなり大きい風呂敷を広げたが意外にもあっさりしたラストだった。経緯は作者のあとがきに書かれているがなるほどねーっといった感じ。

エンターテイメントとて純粋に面白い作品。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-11-18 01:16:59] [修正:2012-11-18 01:16:59] [このレビューのURL]

監督系野球漫画の走りとなった作品。

あらすじ:
高校球児である浅井キャプテンは母校である鷲ノ森がいつも1回戦敗退であったため、なんとか1回戦は勝ちたかった。そのため桐野高校を甲子園へ導いた黒木監督(クロカン)を招聘するのであった……。

大きく分けて3部構成(序章桐野高校編・鷲ノ森坂本編・鷲ノ森備前編)となっているのですが、オススメなのが最後の備前編と浅井キャプテンの選手宣誓シーン。
特に備前編では影の主人公と噂される備前が大暴れします。

クロカンもいちいち発する言葉に含蓄があります。
「ノックを受けたきゃ金を出せ」とか「甲子園の雰囲気を味方につけろ」とか。同じ作者の「砂の栄冠」でもおんなじこと言ってますね、なんか元ネタがあるんでしょうか?

とにかく漫画ゴラク連載とは思えないほどのストーリー性を持った漫画です。一読の価値あり。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-09-10 01:42:36] [修正:2012-11-18 00:47:20] [このレビューのURL]

主人公住田秋の青春恋愛ストーリー。

はじめは純粋に面白くなかった、というより古臭くて見てられんかった。
ワンレン・ボディコン・肩パッドみたいな単語が似合う漫画だった。
序盤の中心人物のアリサやサエキは後に空気になる。

中盤の6巻くらいから13巻くらいまでが一番面白い。
ミル・ユイ・秋の三角関係やモトミとの決闘は熱い。

終盤のクーデター編はどうでもよかった。蛇足。
ただ秋が吠える「ダメなやつだって努力すれば変われるんだ。俺がそうだったから」みたいなセリフはこの漫画の集大成みたいな感じでよかった。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-11-17 13:12:34] [修正:2012-11-17 13:12:34] [このレビューのURL]