「kuroneko3298」さんのページ

8点 犬夜叉

途中ダレタのは認めますが、後半ソレを消す盛り上がりあり。
噛めば噛むほど味が出る作品だと思います。
犬夜叉とかごめの心が結ばれていく旅模様を通して--
前半は桔梗の悲しみ。中盤は殺生丸の苦しみ。
そして終盤は鬼蜘蛛(人)の心に翻弄され続けた奈落に---グっとさせられました。

彼が人の心を試す為にした数々の残忍な仕打ちには腹も立ちましたけど
ソレに打ち勝つかごめには毎回ジ-ンとさせられましたし、神楽をはじめ彼に操られた者たちにもどこか同情してしまう自分がいました。
彼が自分の本当の望みが桔梗の心(愛)だったときづいた時、
本当に、人とは哀れな、でも愛おしい生き物だと感じさせられましたよ。
四魂の玉の 本当の望みもこんなことだったとは---と涙。

2人の女の思いをうけとめ大切にすることを学んでいく犬夜叉の成長もみどころ。
「かごめは俺に会うために生まれてきたんだ!そして俺も・・」
2人について詳しく語るのはやめておきますが・・。
弥勒&珊瑚もふくめて みんなのHAPPY・ENDの終結もよかったと思います。
テーマは意外にもシリアスながら全編に笑いも投げ込まれててやっぱ楽しい作品になってるのはさすが留美子さんです!
私はもう刀をめぐって思い苦しむ殺生丸様に萌えまくり。
お父さん、殺生丸様に愛することの大切さを教えたかったようですがちとやりすぎでしたよね?。
弥勒、珊瑚、邪見。七宝、鋼牙・みんなみんな愉快でかわいくて大好きでした。
かごめの「お義兄さん?!!」にはうけましたわ(わはは)
今ごろりんをめぐって琥珀との恋愛バトルになってるのかな?
番外編でそんな姿を見たいような気もしますが--やっぱやかな~:笑!

 

ナイスレビュー: 1

[投稿:2012-10-14 10:44:37] [修正:2012-10-14 10:50:05]