「リヴィエラ」さんのページ

[ネタバレあり]

なんだかなぁ〜人類を讃称するために非人類が敵にされてるような感想を持ってしまったので全体的に採点するとこの点数になってしまった。

1部・2部は良かったです。敵がほんとに敵だったから。
でも3部だったか、DIOが覚醒し、承太郎の母親ホリィが悪影響を喰らったときの「DIOを倒す」と言う思考がまったく共感できなかった。それってちょっと筋違いじゃない?と思ってしまった途端、なんだが人間側の正義が薄く感じられてしまった。
DIOも自分が殺されると思ったら身を守るよね。正当防衛だよ。

しかし、これはもしかしたら作者は計算して行っていたのかもしれない。なぜならジョジョの話が進むに連れDIOの凶悪性は表に出づ、人間らしさが出てきたから。
例を挙げるなら吸血鬼でありながら子を持っていた事実や、6部での落ち着いた紳士なDIOなどである。
これって作者のメッセージ?
人間も非人間もやはり近しい存在であり人間賛歌を歌いながらも、
どこかで人間の愚かな部分を奏でていたのかも知れない。
そうなればさらに深い作品であり、高得点になりそうだけど作者欄に「人間賛歌」とばっちり書いてあるので5点にしとこう。


そんなわけで自分はいちいち色んなことを考えなくていい1部・2部が好きな変わり者というだけなのかも知れません。

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[投稿:2007-07-19 16:19:51] [修正:2008-01-30 23:01:45]